2022年11月16日
【ドル/円】：下値リスクを残した状態。
ドル/円は、直近の日足が、体が小さく下ヒゲの長い“タクリ足の陰線”で終えています。下値トライに大きく失敗した形で、上値トライの動きが期待できるものですが、この陰線が前日の“孕み足の陽線”を切り崩しており、底打ち、反転の可能性を打ち消しています。 短期トレンドは140円台を回復して引ければ“ニュートラル”な状態に戻しますが。141.50-60の抵抗を上抜けて終えるまでは下値リスクを残します。また、137.60-70に週足の下値抵抗がありますが、これを割り込んで越週した場合は135円方向への新たな下落リスクが生じます。 下値リスクがより高いので今日の買いは様子見か、137.40に損切りを置くなら137.80以下で軽く試し買い程度に。売りは139.60-70で軽く戻り売り。損切りは140.10で一旦撤退です。 日足の上値抵抗は139.60-70，140.10-20，141.50-60に、下値抵抗は138.80-90，137.60-70，137.00-10にあります。
【ユーロ/円】：上値余地を探る動き。
ユーロ/円は上下にヒゲのある陰線引けとなり、続伸に繋げられずに終えています。145円台の上値抵抗にぶつかりましたが、143円台の下値抵抗も守っており、143円割れで終えない限り、下値余地も拡がり難い状態です。買いは損切りが付きましたが、143.50-60で再度押し目買い。損切りは下値リスクが点灯する142.90で撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は144.60-70，145.10-20，145.80-60に、下値抵抗は143.50-60，143.00-10にあります。
【ユーロ/ドル】：押し目買い方針継続。
ユーロ/ドルは実体が小さく上ヒゲの長い陽線引けとなりました。上値トライに失敗した形ですが、トレンドは崩れていません。押し目買い方針継続とします。買いは1.0310-20で押し目買い。損切りは下値リスクが点灯する1.0240に置く必要があります。売りは様子見か1.0430-40の戻りを軽く売って1.0480で撤退です。上値抵抗は1.0380-90，1.0430-40，1.0470-80に、下値抵抗は1.0310-20，1.0260-70にあります。1.0250以下で終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。
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