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ドル円146円台で小幅な値動き 間もなく発表の米CPI(消費者物価指数)が焦点に

ドル円146円台前半 米CPI控え小幅な値動き



9日、ドル円は投開票中の米中間選挙や米消費者物価指数(CPI)の発表を前に積極的な取引を控えるムードとなり、朝から夜にかけて145円台で方向感なく推移していましたが、同日22時頃から10日未明にかけて、米長期金利の上昇などを背景に一時146円台後半まで上昇しました。

本日東京時間は重要指標である米消費者物価指数(CPI)の発表を前に小幅な値動きで推移しています。

米中間選挙は長期戦へ 今夜発表の米CPIに注目

8日から投票が始まった米中間選挙では予想に反して民主党が善戦していると報じられており、一部の激戦州で決選投票にもつれ込むなど、大勢が判明するまで時間を要する見込みとなっています。

共和党が議会で多数派党となることで今後バイデン政権の政策実行が難しくなり、ドル下落を招くとの予想もありましたが、結果判明までに時間を要する見通しとなったことで市場の関心は今夜発表の米消費者物価指数(CPI)に移りつつあります。

本日22時半に発表される米消費者物価指数(CPI)では、アメリカの物価変動の実態が示されます。今年3月以降急速に進んだ円安はアメリカにおける物価上昇と関連が深く、CPIでアメリカのインフレ収束の兆候が示されるかどうかに大きな注目が集まっています。

 






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