ドル円145円半ばで推移 米利上げ減速観測で円高へ
27日の円相場は、アメリカの利上げのペースが減速するとの見方から日米の金利差拡大に対する警戒感が和らいで円高に転じ、17時時点で145円半ばで推移しています。
26日、カナダの中央銀行が6回連続となる利上げを発表したものの、利上げの幅は前回よりも小さく、市場の予想を下回っていました。これを受けてアメリカの利上げのペースも減速するとの見方が広がり、ドルを売って円を買い戻す動きが強まりました。
25日夜に発表されたアメリカの経済指標が低調であったこともあり、急速に進んできた円安トレンドが一旦調整の局面に入ったと見られます。
円安は終了?今後の相場は?
急速な勢いで進んできた円安にようやく歯止めがかかったようにも見えますが、このまま円高トレンドが続くとは限りません。
歴史的な円安ドル高の要因は日米の金利の差です。アメリカをはじめとした各国ではインフレを抑え込むために利上げを行っており、世界的なインフレは依然として続いています。
27日21時半には米国の7-9月期実質国内総生産(GDP)速報値が発表される予定であり、結果が予想を上回れば再び円安方向の値動きとなる可能性もあります。また、日銀は27日から2日間の日程で金融政策決定会合を行うことになっており、会合後の黒田総裁の発言などにも注目が集まります。
円安でも円高でも利益を狙えるFXとは
乱高下しながらも急速に円安方向へ進行してきた相場がここに来て転換を見せ、ドル円は27日午前、一時145円台まで下落しました。
「歴史的な円安だというからFXを始めてみたいと思ったけれど、円安が一服したのならチャンスは終わったということなのかな」と思った人もいるかもしれません。
しかし、前述の通り円安ドル高の要因である世界的なインフレや日米の金利差は解消されておらず、今後も円安方向の大きな変動が起きる可能性は残っています。
さらに、FXでは円安でも円高でも利益を狙うことができます。
円安方向への動きで利益を出す場合は、米ドル/円を買っておき、円安が進んでドルの価値が上がったときにドルを売ることで利益を得ます。
逆に円高によって利益を出すには、まず米ドル/円を売り、円高となってドルが安くなったときに買い戻すことで利益が得られます。
このようにFXでは「安いときに買っておき、高くなったら売る」という方法だけでなく、「高いときに売っておき、安くなったら買い戻す」という利益の出し方もあります。そのため、円安と円高のどちらの場面でも利益を狙って取引することができるのです。
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