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FX「本日ローンプライムレート発表、重要経済指標の発表は延期、人民元は中くらいの強さ」人民元見通し

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総括

FX「本日ローンプライムレート発表、重要経済指標の発表は延期、人民元は中くらいの強さ」人民元見通し

(通貨5位(5位)、株価10位(10位))
予想レンジ 人民元/円 20.40-20.90

(ポイント)
*重要経済指標発表は延期、10月24日に発表か
*本日はローンプライムレートの発表、据え置きか
*習氏は神格化されるのか
*台湾問題は緊張度が増している
*ゼロコロナ政策で景気減速は続く 
*9月の財新製造業PMIは弱い
*人民元は常に12通貨中で中位に位置している
*共産党大会、10月16日から22日まで
*2Q・経常収支は775億ドルの黒字
*消費者物価は2%台で安定
*外交ではロシアのように完全に敵対的ではない
*22年実質成長率、2.8%に下方修正 世界銀行
*ロシア産原油を大量購入
*バイデン米大統領は、米軍が台湾を防衛と発言
*王毅外相は、米中対話の必要性を訴えた
*景気減速で景気対策打ち出す
*米国は中国からの輸入品に対する制裁関税措置を継続

(人民元は強くもなく弱くもなく。対円では年初来高値に近づく)
人民元が対ドルで弱いという報道が多いが今年はドルが強く、どの通貨も弱い。人民元は現在、対ドルで13.56%安だが、対円では13.99%高で12通貨中では5位である。全体では弱くはない、やや強いといったところだ。対円の年初来高値は9月13日の20.783。

(本日ローンプライムレート発表)
多くの重要経済指標が共産党大会が影響して発表が延期されている。本日はローンプライムレートの1年と5年物の発表がある。予想は3.65%、4.3%とそれぞれ据え置き。景気は減速しているが、これも共産党大会に配慮して様子見か。今年は1年物が3.8%から3.65%、5年物が4.65%から4.3%へ低下している。

(共産党大会が始まる)
10月16日から政策の基本方針などを決める5年に1度の共産党大会が始まった。習近平国家主席が党トップの総書記として報告を行いこの中で習主席は、幅広い分野で実績をあげたと誇示するとともに、台湾統一のためには武力行使も辞さない姿勢を示した。5年前の演説ではなかった「武力行使」という強い言葉を使ったのが印象的。今回の党大会では最高規則に当たる「党規約」が改正されるが、ここに「台湾統一」という文言が入るかどうかは焦点の一つだ。

(ゼロコロナ政策)
 中国が推し進める厳格なゼロコロナ政策については、「人民の生命と健康を最大限に守ることができた」としたうえで、「経済発展との両立もできた」とその成果を強調。一方で「新型コロナへの勝利宣言」はなく、今後、中国でゼロコロナ政策がいつまで続けられるのかは不透明な状況が続く。

(習主席個人への一極集中か)
今回の党大会では、69歳の習主席が68歳での定年や2期10年の任期という慣例を破り、異例の3期目として続投することが確実視されている。また、共産党の党規約の改正で、習主席の権威をより一層高める内容が盛り込まれるとみられていて、その中で3期目が実現すれば、権力の集中を防ぐ集団指導体制が崩れ習主席個人への一極集中がより強まることにもつながる。

(経済指標発表遅れる)
 10月16日-22日の共産党大会が影響しているのか、経済指標の発表が遅れている。
 9月貿易収支、消費者物価、生産者物価、3Q・GDP、9月小売売上、鉱工業生産などだ。
10月22日に終わる共産党大会の後の24日に発表されるとの見込み。

テクニカル分析(人民元/円)

年初来高値に届かず小反落

日足、ボリバン2σ上限から小反落。10月18日-19日の下降ラインが上値抵抗。10月11日-13日の上昇ラインがサポート。5日線上向き、20日線下向き。
 週足、3週連続陽線。今週もここまで陽線。一時ボリバン2σ上限に近づく。9月26日週-10月10日週の上昇ラインがサポート。9月12日週-10月10日週の下降ラインを上抜く。
 月足、8月の下ヒゲの長い陽線で9月はボリバン2σ上限に達す。10月も陽線スタート。7月-8月の下降ラインを上抜く。6月-8月の上昇ラインがサポート。

 年足、21年は大陽線。20年-21年の上昇ラインがサポート。15年-21年の下降ラインを上抜いて22年スタート、ここまで陽線。 



チーファンラマ

台湾緊張か

ブリンケン米国務長官は、中国が以前の予想より「はるかに速いスケジュールで」台湾の統一を目指していると述べた。ブリンケン氏は、中国政府が現状をもう受け入れられないと判断したとした。中国では16日に共産党大会が開幕。習近平国家主席は冒頭の演説で、台湾を統一するためには武力行使も排除しないと表明した。中国は、自治を行っている台湾を自国の領土とみなしている。一方、台湾は自らを大陸とは別だとみなしている。バイデン大統領は先月、中国が台湾を攻撃した場合、米軍は台湾を防衛すると述べた。ただ、アメリカはこの問題に関して、公式には「あいまい戦略」をとっている。
 一方、米台ビジネス評議会チェンバース会長は、米政府が台湾と兵器を共同生産する計画を検討していると発表した。ただ、計画は「初期段階」という。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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