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FX「需給悪化、製造業PMI悪化、停電続く。悪材料多い」南アランド見通し

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総括

FX「需給悪化、製造業PMI悪化、停電続く。悪材料多い」南アランド見通し

「通貨6位、株価7位」
「予想レンジ 南アランド7.7-8.2」

(ポイント)
*8円台を維持できるか
*9月製造業PMI悪化
*停電はさらに続く
*女性候補も、12月のANC党首選
*今週は8月企業信頼感指数、製造業生産、鉱山業生産が発表される
*8月貿易黒字が大幅縮小
*南アへの直接投資と証券投資が減少
*米金利引き上げ、日銀の円買い介入も影響
*政策金利は0.75%引き上げ
*消費者物価が上昇減速
*7月小売売上は改善
*2Q経常収支は8期ぶりの赤字
*2Q・GDPは減速
*石炭が見直され輸出商品へ
*ロシア産原油の輸入を計画している

(8円台を維持できるか)
引き続き良い材料はないが、8円台を維持した。ただテクニカルでは先週後半は3日連続陰線、またボリバン2σ下限の7.92までまだ下落余地はある。

(9月製造業PMI悪化)
9月ABSA製造PMIは48.2で8月の52.1を下回った。節目の50を割った。電力不足と世界的な景気後退が影響した。S&Pの9月製造業PMIは49.2で8月の51.7を下回った。貿易黒字は減少、海外からの直接投資、証券投資が減少していることは前回お伝えした通りである。貿易依存度の高い中国経済の減速も気になるところだ。

(停電続く)
停電はさらに続く。エスコム社は10月10日(月)から12日(水)まで、ステージ2の負荷遮断を実施すると発表した。負荷制限は16時から24時の間に有効になる。経済と人々に最も適した夜間のみに負荷制限をすることを強調した.

(女性候補も、12月のANC党首選)
今年の12月には与党ANCの党首選がる。候補者は現大統領のラマポーザ氏、ANCの女性グループからの支持が高いシスルー氏(女性)、ズマ前大統領の元夫人であったドラミニ・ズマ氏などだ。南ア初の女性大統領が生まれる可能性もある。

(今週の指標は)
今週は8月企業信頼感指数、製造業生産、鉱山業生産が発表される。

テクニカル分析(ランド/円)

3日連続陰線で再び雲の下へ下落

日足、先週は雲中へ戻すも、後半は3日連続陰線で再び雲の下へ下落。
9月28日-10月6日の上昇ラインがサポート。10月6日-7日の下降ラインが上値抵抗。5日線上向き、20日線下向き。
週足、下ヒゲの長い週足が多い。雲に近い。9月26日週-10月3日週の上昇ラインがサポート。9月12週-10月3日週の下降ラインが上値抵抗。5週線、20週線下向き。
月足、6月の長い上ヒゲでの下押し圧力。9月も長い上ヒゲを残した。10月も上ヒゲ長くスタート。6月-9月の下降ラインが上値抵抗。8月-9月の上昇ラインがサポート。
年足、21年はかろうじて陽線。22年もここまで陽線。18年-21年の下降ラインを上抜く。20年-21年の上昇ラインがサポート。



喜望峰

ラマポーザ大統領「国家エネルギー危機」に関わる演説

1. 今後 12 か月間、エスコム社は発電能力を高めるため、重要なメンテナンスに割り当てられる予算を増やす。
2. Just Energy Transition Partnership を通じて提供される気候変動資金を利用して、送電網への投資や寿命を迎えた発電所の再利用を行う。
3. Komati、Majuba、Lethabo、その他いくつかの発電所で、初の太陽光発電と蓄電池プロジェクトを建設する予定で、これらにより、500MW 以上の発電能力が追加されることになる。
4. 再生可能エネルギー独立電力生産者調達プログラムの第 6 ラウンドで調達する風力・太陽光発電の新規発電容量は、2,600MW から 5,200MW に倍増される。
5. 自家発電や分散型発電に係るライセンスの上限を完全に撤廃する。これにより、発電に対する民間投資がより高い水準で行われるようになる。
6. 自宅や会社にソーラーパネルを設置できる人、設置している人は、余剰電力を Eskomに売ることができるようになる。
7. エスコムは、その効率性、財務の持続可能性、パフォーマンスを向上させながら、今後も南アのエネルギー産業の主軸であり続ける。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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