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円は142円後半へ上昇、実弾介入警戒で
本日アジア時間からロンドン時間にかけての米ドル/円は下落。早朝に144.944円まで強含んだが、オプションの防戦売りで145.000円の大台突破はかなわず。戻り売りに押される中、財務省による為替市場での円買い介入に対する警戒心から、142.891円まで下げ幅を広げた。
18時過ぎに会見した鈴木財務相は「やるときは間髪入れずに瞬時に行う」と語り、これまでよりもやや踏み込んだ発言をした。また、これまで度々口にしていた「(介入について)日米で緊密に協議する」との発言は聞かれず、何となくだが心を決めたようにも感じた。
142.700円、142.950円に少しまとまったスットプ売りが観測される一方、142.700円から143.000円の間に少額の買いが観測される。個人投資家は、介入警戒心から買いオーダーを設定しづらい様子だ。
※注文情報「米ドル/円」 1メモリ=1,000,000通貨
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