この番組は、TEAMハロンズ黒川が本日の注目材料を3分でわかりやすく解説する番組です。
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ドル円調整圧力増すか-米国8月消費者物価指数(CPI)
動画要旨
【米国8月消費者物価指数(CPI)】
9月13日、21時30分に米国の8月消費者物価指数(CPI)が発表されます。短期金利市場では、9月12日14時点で、米9月利上げ幅が0.75%になるとの織り込みが9割まで進む中、市場の視線は11月以降のタカ派化余地がどの程度残されているのかへ移り始めています。8月の消費者物価指数から、そのヒントを探ることになりそうです。
【米国8月消費者物価指数(CPI)を見る上でのポイントは3つ】
1つ目は、7月はエネルギー価格の下落がインフレの伸びを抑制しました。そのガソリン価格は8月にさらに下げており、物価の上昇圧力はかなり制限されていると見られ、前月に続いてインフレは抑制される形になりそうです。
2つ目は、コアCPIの低下は遅れ気味。
こちらは、米クリーブランド連銀が公表しているアメリカの物価のリアルタイム予想値である、インフレーション・ナウキャスティングの9月9日時点のチャートです。これを見ると、赤色のラインのコアCPIはほかのラインと比べて低下が限定されている様子が窺えます。
エネルギー・食品を除くコアは、住居費や賃金上昇によるサービス価格高騰で高止まりしやすいと見られます。
こうした状況を踏まえると、インフレは総合が低下、コアは横ばいといったところが妥当で、全体的にインフレ動向はミックスと言えそうです。これが3つ目のポイントです。
【結果とドル/円の反応】
米国8月消費者物価指数(CPI)
TEAMハロンズとしては、総合はガソリン価格下落の影響から下げても、コアは高止まりしやすいとの思いから、②をメインシナリオと考えています。
※この文章は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
本日のYoutube配信URL(21:00開始)
円卓で有名だった旧・上田ハーローの元ディーラー・ストラテジスト・アナリストの所属のチーム。マネ育chに「3分テクニカル分析」(動画)、週刊為替レポート「ハロンズ」、米雇用統計レポート「米国雇用統計の予想と戦略」等執筆。X(Twitter)アカウントTEAMハロンズ(@TeamHallons)では、マーケット雑感、経済指標のヘッドラインを呟いている。平日21:00からはLIVE番組【実践リアルトレード】も担当し、テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せするなど、FX個人投資家の皆様のお取引に有効な情報を日々、配信している。
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