と~っても忙しい人に、まんがでお届けするFX。
今回おさえておきたいネタはこれだ!
- うーん
- どうしたのだ?イタリアに出店したアメリカンピザのお店の売り上げが伸びなくて困っているのかい?
- それは超有名チェーン店の話ですね。ピザちゃんは一人でやっているので多店舗展開する余裕はないです
- 他に何を悩んでいたのだ?
- それはですね…いつもポジションを持つときにストップの決済注文も一緒に入れているんですが…
- リスク回避には良いことなのだ
- 例えば買いポジションを持った時に、ちょっと用があってレートを確認できない間にストップ注文が成立してしまったりすることがあるんです
- ストップ注文があったから、それ以上の損失を出さなかった良い例なのだ!
- でも、あとからチャートを確認してみたら最初は期待通りに上がっていたんですよ!用事があったので成行で決済注文は出来なかったのですが、なんとか出来なかったかな~って考えちゃうんですよね…
- だったらトレール注文を使ってみるのはどうなのだ?
- トレール注文って良く分かっていないのですが…そういったときに利益になるように出来るんですか?
- ストップ注文の一種なので、もちろん損失になってしまうことはあるのだ。でも、上手く流れに乗れた時は利益を伸ばすことも出来るのだ!
- トレール注文を教えてください!!
- まずは、通常のストップ注文とトレール注文の違いを説明するのだ。ストップ注文は…
- ストップ注文とは逆指値とも呼ばれ、現在のレートよりも高いレートを指定して買いの注文を出したい場合、逆に現在レートよりも低いレートを指定して売りの注文を出したい場合に活用するのだ
- 現在レートよりも低いレートを指定して買い、現在レートよりも高い指定レートを指定して売り注文を出す指値注文とは逆のことをするから、逆指値って言うんですね
- ストップ注文のメリットをまとめてみたのだ
- 決済だけではなく、新規注文でも使えるんですね!
- 次にトレール注文なのだ
- 買いポジションを持って、思惑通りにレートが上がっていくと、ストップ注文の指定レートが実勢レートに追随して上がっていくということですね!
- 正解なのだ!トレール注文のメリットは…
- なんとなくわかるのですが、図とかあるともっとわかりやすいです!
- これでどうなのだ?
- A地点で買いの新規注文&決済ストップ注文を発注して、紆余曲折あって決済したんですね
- まぁ、そうなのだけど…では、次の図なのだ!
- A地点からB地点にかけて、実勢レートが上昇、ストップのレートも実勢レートに合わせて上昇ということですね?
- その通りなのだ!次はこれなのだ
- B地点からC地点にかけて、実勢レートは下落していますが、ストップの位置は変わっていないです
- 買いポジションに対するトレール注文の場合、ストップの位置は実勢レートが上昇した場合にだけ上がるのだ!
- なんとなくわかってきました
- これは難しいですね…C地点からE地点にかけて、実勢レートは上昇していますが、ストップは途中まで動いていないです
- 一旦、実勢レートがB時点まで上昇したことで、ストップのレートもトレール幅を保った状態で上昇しているのだ!そのあとに、実勢レートは少し下げちゃったけど、1度上がった決済のストップ注文の位置は変わらないから・・・
- はい。そこまではスムーズに理解できます。だけど、肝心なのは上昇を再開したのに、ストップ注文の値が変わっていないということです
- それは、一旦実勢レートがB時点まで上がった時にストップ注文の値が、トレール幅を保った状態で切り上がっているからなのだ!
- だから、実勢レートが下落後に上昇を再開させても、ストップ注文の位置に変化がなかったんですね!
- そうなのだ!そして、E地点から下落してストップが成立したのだ!
- 一度切り上がったストップ注文は下がらないからですね!
- 売りポジションの場合は、今回の説明と逆なのだ。実勢レートの下落に合わせてストップの位置も切り下がるのだ!
- ということは、ストップに引っかからずに上昇していけば、利益を伸ばせるってことですね!凄いじゃないですか!
- デメリットもあるのだ
- デメリットですか?
- 例えば、買いポジションを持ったあと、少し上昇したけど、すぐに下落した場合。この場合は…
- 新規注文からA地点に上昇する過程でストップも合わせて上昇していますよね?
- そしてB地点ではストップが成立しているのだ
- その後、再び上昇しているので、トレールではなくストップであれば成立しなかったことになりますね
- しかも、B地点は新規注文時よりもレートが低いので損失が確定ということになるのだ。なので、相場の方向感が出ていないレンジ相場には向いていないのだ
- 確かにそうですね。この場合トレール幅を広げておけば良いのではないでしょうか?
- あまりトレール幅が狭いと、簡単にストップ注文が約定しちゃうのだ。だけど、トレール幅を広くすれば大きな変動にも耐えれるけど、損失を限定しつつ利益を確定するというトレール注文の価値が発揮されないのだ~
- 確かにむやみやたらにトレール幅を広げればよいわけではなさそうですね
- トレール幅を広げる場合は少し長い期間での動きを予測した方が良いのだ
- トレール幅の他にも選ぶ通貨ペアも考えた方が良さそうですね。トレール注文が向いている通貨ペアとかってあるんですか?
- 絶対にというのはないと思うけど… 豪ドル/円は一度トレンドが出ると続きやすいと言われているのだ!
※注意※
※ストップ注文およびトレール注文では、実勢レートが指定レート(またはトレール幅)に到達してから執行されるため、相場変動によっては指定レート(またはトレール幅)より制限幅なく、その時点の実勢に基づく大幅にかい離したレートで約定する場合があります(スリッページの発生)。その場合には、お客様にとって想定以上に不利なレートで約定することがありますので十分にご注意ください。
※指値注文、ストップ注文、トレール注文は月曜日の午前7時のオープン(取引開始)レートで約定の条件を満たしていれば、オープンレートで成立します。(指値注文でも指定したレートからズレて約定します)
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。
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