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【ダイジェスト】FX/為替「歴史的なドル高は始まったばかり!ドル/円上昇は終わらない」 和田仁志氏 2022/8/4

動画配信期間:2022/8/4~
元外銀ディーラーで現在はマーケットについて幅広い投資情報を発信する和田仁志氏による為替相場の解説セミナーです。 今、注目したい通貨ペアの動向や今後の展望とは!?マーケットの最新情報などに基づき、徹底解説します!

■マーケットファッションとは? 流行に乗るには?
(02:37頃から)

マーケットには必ず何かのテーマがあります。例えば8月2日にペロシ米下院議長の訪台のように、賞味期限が短い場合もあります。テーマが次から次へと変わるところをリアルタイムで感じ取る必要があります。

そのためには、個人投資家も金融機関のディーリングルームに近い環境を作ることが有益です。海外の投資家が何を見ているか(FTやWSJなどのメディアや、CNBCやbloombergなどの海外サイト、zerohedgeなど代表的な海外ツイッターアカウント)を理解し、欧米の投資家が何を見てるかや、海外と日本の視点の違いを知ることができます。

■2回も先走った市場
(14:27頃から)

ドル/円相場について、こちらの月足チャートをご覧ください。プラザ合意のあった1985年から急落後、だらだらと円高が進行。今年に入り、1990年高値からの上値抵抗線を一気に突破しています。しっかり上抜けたことで、足元の上昇は1年や2年で終わるとは思えません。

こうした動きをする中、7月に139円台まで上昇した理由を振り返りたいと思います。米6月CPIをきっかけにFRBが1.00%の大幅利上げに踏み切るとの観測が浮上してドル/円は上昇。しかし、タカ派のFRB理事や地区連銀総裁から0.75%の利上げを支持する発言が相次いだことで上げ幅を縮小していきました。

次に、7月後半の急落場面で、市場がどう先走ったかについてですが、利上げが抑制されて来年利下げに踏み切るとの観測が浮上しました。7月27日の米FOMCをきっかけに、前回は利上げ幅の目安を提示したFRB議長が次回利上げ幅について明言を避けたことや、会見で利上げ速度を緩めることについて言及したことで、市場はハト派的な内容と認識しました。また、よく28日に発表された米Q2GDPが予想外のマイナスとなり、テクニカルリセッションが現実になってしまいました。これらを受け、市場で投げ売りともとれるポジション調整が入り、ドル/円は8月2日に130.41円まで下落。ただ、その後FRB当局者から利上げ継続スタンスが示されたことから、下げが一服となりました。

f:id:gaitamesk:20190904150909j:plain和田仁志 氏
1968年長野県生まれ。立命館大学卒業後、米シティバンク・英スタンダードチャータード銀行で十数年間に渡りインターバンクディーラーとして一線で活躍。その後は、証券会社などで外国為替証拠金業務を立ち上げるなど、当業界にも精通している。2006年8月からはニューヨークからホットな金融情報を提供する。グローバルインフォ代表取締役社長を経て、2017年8月よりDZHフィナンシャルリサーチ常務執行役員に就任。
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