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FX「本日の米中首脳会談に注目、2Q・GDP減速で人民元・株軟調」人民元見通し

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総括

FX「本日の米中首脳会談に注目、2Q・GDP減速で人民元・株軟調」人民元見通し

(通貨7位(4位)、株価8位(5位))
予想レンジ 人民元/円 19.9-20.4

(ポイント)
*本日(7月28日)米中首脳会談予定
*7月31日(日)に7月製造業PMIの発表あり
*2Q・GDPは減速したが、6月の経済指標は回復傾向
*22年の成長目標は5.5%
*習国家主席は「闘志」を強調
*中国原油輸入、ロシア産が増加
*中国・EUの経済貿易ハイレベル対話が開催された
*米ペロシ下院議長は台湾訪問を計画している
*6月は1000億ドルに近い膨大な貿易黒字
*消費者物価は2%台で落ち着く
*中国の格付け「A+/A-1」で据え置き
*21年は経常黒字41兆円、貿易黒字80兆円でも人民元は安定の国
*ゼロコロナ政策が解除され経済は回復方向へ
*金融政策は穏健
*世界はQUADやIPEFで中国を切り離す
*米銀が2022年の成長見通しを下方修正 中国は5.5%目標堅持

(本日、7月28日に米中首脳電話会談)
バイデン米大統領と中国の習近平国家主席の電話会談が7月28日に行われる見通しであることが関係者の話で分かった。米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は先に、会談では台湾を巡る緊張やロシアのウクライナ侵攻などが議題になると明らかにしていた。ホワイトハウスは電話会談の日程についてコメントを控えた。
米中首脳の電話会談は今回で5回目となる。
電話会談前に対中関税の一部撤廃の決定は行われない見通しで、電話会談でも議題に上る公算は小さいという。カービー氏は米中関係には「緊張」も存在するとしつつも、気候変動問題など協力が可能な分野もあるとし、バイデン大統領が中国とのコミュニケーションラインをオープンにしておくことを望んでいると語った。

(2Q・GDPは減速したが、6月の経済指標は回復傾向)
2Q・GDPは前年比では0.4%増と、1Qの4.8%増から大きく減速した。ただ貿易収支は改善、6月の製造業PMI、鉱工業生産、小売売上も改善しているので景気は回復傾向にある。ただ市場はそう捉えず、人民元も株価も下落している。年間では前週に比べ人民元は4位から7位、上海総合指数は5位から8位へ後退した。7月月末には7月の製造業・非製造業のPMIも発表されるが、これも改善予想だ。ただ人民元はドルと半ば連動する動きとなるので先週のドルの弱さが人民元安を導いた。為替より株価下落が心配だ。

(成長目標5.5%へ向けて)
 中国政府は、3Qの雇用と物価の安定を最優先して景気回復に取り組む方針を示した。政府は2022年の成長率目標を約5.5%としている。インフラ事業の資金調達と成長支援のため、政策銀行に新規融資枠として8000億元(1180億ドル)を付与し、3000億元の債券発行を許可した。
内閣は、政策銀行を通じた融資などの施策が、投資を後押しする役割を果たす余地はまだ相当あるとしている。新型コロナの影響を受けた人のために、金融機関は消費者ローンの柔軟な扱いをする必要があり、不動産市場の安定した発展を確保するための努力がなされるとも述べた。

テクニカル分析(人民元/円)

ボリバン2σ下限から小反発

日足、7月14日にボリバン3σ上限で年初来高値を更新してから反落しボリバン2σ下限まで。7月22日-25日の上昇ラインがサポート。7月21日-27日の下降ラインが上値抵抗。5日線、20日線下向き。
 週足、7月4日週-11日週の上昇ライン下抜いて下落。7月11日週-18日週の下降ラインが上値抵抗。5月30日週-7月18日週の上昇ラインがサポート。
 月足、4月-5月の下降ラインを上抜いて6月大陽線。7月はここまで陽線。5月-6月の上昇ラインがサポート。雲の上。2σ上限。
 年足、21年は大陽線。20年-21年の上昇ラインがサポート。15年-21年の下降ラインを上抜いて22年スタート、ここまで陽線。



チーファンラマ

闘志

 中国は今後5年間、「不均衡かつ不十分な発展」を巡る問題に取り組むことに集中しなければならないと、中国の習近平国家主席が、閣僚らに対して述べた。習主席は2日間にわたり北京で開催された特別会議で、年末の共産党大会後の5年間のビジョンについて言及。共産党は「闘志」を持ち続け、「闘う能力」を強化する必要があると語った。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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