2022年7月26日
【ドル/円】:上下の抵抗を抜けきれない可能性。
ドル/円は直近の日足が前日足から上寄りのスタートとなり、実体の小さい陽線で続落を食い止めています。上昇エネルギーの強いものではないので大幅続伸に繋がり難いと見ますが、日足の下値抵抗を守っており、突っ込み売りにも注意が必要です。 日足の下値抵抗が135.90-00,135.00±10銭にありますが、全て下値抜けて終えた場合は下値リスクがやや高くなります。134.50-60の抵抗を下抜けて終えるか、134.00割れを見た場合は短期トレンドが“ドル弱気”に変化してドルの下落余地がさらに拡がり易くなります。逆に138.20-30の抵抗を上抜けて終えれば下値リスクがやや後退、138.90-00の抵抗を実体ベースで上抜けて終えれば“ドル強気”の流れに戻して、ドルの上昇余地がさらに拡がり易くなります。 ドル買いは135.90-00の押し目を軽く拾って135.60で浅めに撤退するか、135.00-10の押し目待ちとします。この場合の損切りは134.40で撤退です。ドル売りは1日様子見か137.40-50の戻り待ちとします。損切りは138.20で撤退です。 日足の上値抵抗は137.10-20,137.40-50,138.20-30に、下値抵抗は135.90-00,135.00±10銭、134.50-60にあります。
【ユーロ/円】:反発余地を探る動き。
ユーロ/円は陽線で切り返して続落を食い止めています。反発余地を探る動きに繋げていますが、日足、週足の形状が改善しておらず下値リスクを残した状態です。買いは様子見です。売りは140.40-50の戻り待ちとします。損切りは141.20で撤退です。これが付いた場合は“ニュートラル”な状態に戻しますが、142円台で終えるまでは上値余地も拡がり難いでしょう。上値抵抗は139.60-70,140.10-20,140.40-50,141.10-20に、下値抵抗は138.90-00,138.50-60,138.00-10にあります。137円割れで終えた場合は新たな下落リスクが点灯します。
【ユーロ/ドル】:押し目買い方針継続。上値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは値幅の小さい陽線引けとなりました。単体では上昇エネルギーの強いものではありませんが、値動きの収縮が認められることから一方向へ抜け出す可能性にも注意が必要です。買いは1.0160-70の押し目待ちとします。損切りは1.0120で撤退です。売りは様子見か1.0280に浅い損切りを置くなら1.0240-50の戻りを軽く売り狙い。上値抵抗は1.0240-50,1.0270-80,1.0300-10に、下値抵抗は1.0180-90,1.0150-60,1.0120-30,1.0080-90にあります。1.0050を割り込んで終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。