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FX「反発、5週ぶり陽線。年初来でもドルを抜き2位へ浮上。要因は」南アランド見通し

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総括

FX「反発、5週ぶり陽線。年初来でもドルを抜き2位へ浮上。要因は」南アランド見通し

通貨2位、株価8位
予想レンジ 南アランド円 7.8-8.3

(ポイント)
*年初来でもドルを抜き2位へ浮上
*利上げ、格付け見通し引き上げ、コロナ感染第5波ピークで上昇
*政策金利を予想通り0.5%引き上げ、4.75%へ
*4月の消費者物価上昇率は前年比5.9%
*S&Pが、格付け見通しを「安定的」から「ポジティブ」に引き上げ
*世銀やIMFは成長見通し下方修正
*南ア産出の資源価格は上昇していない
*貿易収支は黒字を維持
*洪水で「国家的災害事態」宣言
*計画停電が続いている
*中国の景気減速も悪影響を及ぼす
*2月小売売上や鉱工業生産は悪化
*日本のいすゞが南ア投資拡大
*失業率は35%と高い

(2位へ浮上、利上げ、格付け見通し引き上げ、コロナ感染第5波ピークで)
5週ぶり週足が陽線となった。年初来の通貨番付でも米ドルを抜いて2位へ浮上した。利上げ、格付け見通し引き上げ、コロナ感染第5波がピークに達したとされたことがランドを上昇させた。

(政策金利引き上げ)
南ア中銀は政策金利を予想通り0.5%引き上げ、4.75%とした。利上げは4対1で決定。1人は0.25%の利上げを主張した。総裁は「総合インフレ率はインフレ目標レンジの中間値を大きく上回っており、2Qには目標レンジを突破すると予想される」と指摘。総合インフレ率が中間値に回帰すると予想される時期を3月会合時から遅らせ2024年4Qとした。利上げは4会合連続。2022年の総合インフレ率見通しを3月時の5.8%から5.9%に引き上げた一方、経済成長率見通しを前回の2.0%から1.7%に下方修正した。

(4月消費者物価)
4月の消費者物価上昇率は前年比5.9%と、前月から横ばいとなった。
前月比では0.6%上昇。前月は1.0%上昇だった。
食品・非アルコ-ル飲料・燃料・エネルギーを除くコアインフレ率は前年比3.9%、前月比0.4%。3月は前年比3.8%、前月比0.8%だった。

(感染ピークか)
 コロナ感染では、最も人口の多い州での新しいCovid-19感染は鈍化し、検査陽性と入院に関するデータは、過去3週間に州を襲った第5波がピークに達したことを示した。

(格付け)
週末にはS&Pが、格付け見通しを「安定的」から「ポジティブ」に引き上げた。良好な交易条件と財政支出抑制への道筋を反映したという。一方、外貨建て格付けおよび自国通貨建て格付けはそれぞれ「BBマイナス」、「BB」で据え置いた。

テクニカル分析(ランド/円)

5週ぶり陽線。日足も2σ下限から反発

日足、一時雲の下に落ちる。現在は雲下限。ボリバン中位に近づく。5月19日-20日の上昇ラインがサポート。5月18日-20日の下降ラインが上値抵抗。5日線上向き、20日線下向き。
週足、4週連続陰線。先週は陽転。5月9日週-16日週の上昇ラインがサポート。5月2日週-5月16日週の下降ラインが上値抵抗。
月足、4月は陰線。5月も陰線スタート。2σ上限から反落。3月、4月は上ヒゲが長かった。1月-3月の上昇ラインがサポート。
年足、21年はかろうじて陽線。22年も陽線スタート。18年-21年の下降ラインを上抜く。20年-21年の上昇ラインがサポート。

喜望峰

南アへの入国について

 南アへの入国について、出発前72時間以内のPCR検査陰性証明書、もしくは、ワクチン接種証明書の提示で、入国が可能だ。入国時に接種(1回目、2回目)を終えたワクチン接種証明書が有効としていたが、5月から1回接種のみの証明書も有効となった。日本政府発行のワクチン接種証明書(英語)の提示で問題なく入国ができる。


情報提供元:FX湘南投資グループ
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