2022年5月19日
【ドル/円】:上値の重い展開続く。
ドル/円は値幅のやや大きい陰線引けとなりました。米国株が企業業績悪化で年初来安値を更新する下落となり、景気先行きへの不安も高まり、リスクオフの動きが強まりました。中期トレンドが強いものの、短期トレンドがまだ弱く、ドルの戻り売り方針継続です。 ドル買いは浅い損切りが付いたので1日様子見です。売りは128.60-70で戻り売り。上値余地を129.00近辺まで見て置く必要があります。損切りは129.20で撤退です。 日足の上値抵抗は128.60-70,129.00-10,129.40-50,129.80-90に、下値抵抗は127.80-90,127.30-40,127.00-10にあります。全て下抜けて終えた場合は一段の下落リスクが生じます。
【ユーロ/円】:下値リスクが点灯中。反発余地が限られる可能性に注意。
ユーロ/円は前日の大陽線の値幅を打ち消して大陰線で終えました。下値リスクの高いものですが、132.40-50に週足の下値抵抗が控えており、これを割り込んで越週しない限り、調整下げの範囲内となります。但し、131円を割り込んで終えた場合は調整下げに留まらない可能性が生じます。買いは損切りが付いたので様子見に転じます。売りは135.00-10の戻り待ちとします。損切りは135.60で撤退です。上値抵抗は135.00-10,135.40-50,135.80-90に、下値抵抗は134.00-10,133.40-50,132.80-90にあります。136.50超えに実体を戻せば下値リスクが軽減されますが、137.50超えで終えるまでは上値余地も拡がり難い状態です。
【ユーロ/ドル】:上値の重い展開。押し目買い方針継続。
ユーロ/ドルは反落。1.0572に位置する21日移動平均線も超えられずに反落しており、下値リスクがやや高い状態ですが、下値を切り上げる流れを維持しており、突っ込み売りにも注意が必要です。若干下押す可能性が高いので、買いは1.0430-40まで引きつけて。損切りは1.0380で撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は1.0480-90,1.0550-60,1.0590-00に、下値抵抗は1.0450-60,1.0430-40,1.0400-10にあります。全て下抜けて終えた場合は下値リスクが点灯、1.0350を割り込んで終えた場合は“弱気”に変化します。逆に、1.0640-50の抵抗を上抜けて終えれば、反転、上昇の流れがはっきりして来ます。
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