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【ダイジェスト】FX/為替「ドル/円プラザ合意以降のダウントレンド終了」 和田仁志氏 2022/5/2

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動画配信期間:2022/5/2~
元外銀ディーラーで現在はマーケットについて幅広い投資情報を発信する和田仁志氏による為替相場の解説セミナーです。 今、注目したい通貨ペアの動向や今後の展望とは!?マーケットの最新情報などに基づき、徹底解説します!

(2:33頃から)
マーケットは24時間365日、常に何らかの「テーマ」を追いかけています。また、そのテーマを客観的にどういうものか知っておく必要があります。

そのためには、「ディーリング環境に近づける」ことがポイントです。WSJやFTなどの海外メディアを毎日見る、英語が苦手なら見出しだけでもマーケットの感じ方が変わってきます。ツイッターを見ることや、テレビやストリーミング放送を聞き流すだけでも良いと思います。

たとえば、アジア時間で反応しなくても欧米時間で反応することもある。そういった出来事もニュースを知って準備することで有利になります。

(12:13頃から)
3月から4月のドル/円の上昇は、日米金融政策の方向性の違いが大きなテーマ。日本のハト派、米国のタカ派の姿勢が目立ちます。

米国について、4月のブレイナードFRB理事が予想外のタカ派的発言をしたことがきっかけとなり、その後のFOMC議事録などでFRBの金融引き締め姿勢が明らかとなりました。背景には、中間選挙前にインフレ抑制の必要性に迫られていることがあります。

(27:17頃から)
ドル/円の日足チャートで3月からの動きを振り返りますと、暴力的に125円台に乗せた後、期末のリパトリで121円台まで下押しましたが、新年度に入り実需のドル買いによりじり高で推移する中、2015年高値を上抜くと上昇が加速。130円手前では小緩むも、28日の日銀会合後に130円の大台を突破しています。

(38:38頃から)
一方で円の材料を振り返りますと、日銀会合の前に市場ではYCC(イールドカーブコントロール)のバンド幅を拡大するとの観測が浮上。しかし、日銀会合で「10年債利回りについて0.25%の利回りでの指値オペを、明らかに応札が見込まれない場合を除き、毎営業日実施」としたほか、黒田日銀総裁の会見でも不退転の決意を示した。これにより市場は円売りに一気に傾き、心理的節目の130円を上抜けてきました。

(50:49頃から)
ドル/円は月足で見ると歴史的な動きとなっており、1985年のプラザ合意後の戻り高値が1990年の160円、そこを起点として緩やかなダウントレンドとなりましたが、今回の上伸でダウントレンドを脱却しました。これにより、長期のターゲットとして、2002年1月高値の135円、1998年8月高値の147円、さらには1990年4月高値の160円も視野に入っています。

f:id:gaitamesk:20190904150909j:plain和田仁志 氏
1968年長野県生まれ。立命館大学卒業後、米シティバンク・英スタンダードチャータード銀行で十数年間に渡りインターバンクディーラーとして一線で活躍。その後は、証券会社などで外国為替証拠金業務を立ち上げるなど、当業界にも精通している。2006年8月からはニューヨークからホットな金融情報を提供する。グローバルインフォ代表取締役社長を経て、2017年8月よりDZHフィナンシャルリサーチ常務執行役員に就任。
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