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FX/為替 FX専業トレーダー「パト」さん「資金管理とマイルールが成功の鍵」トップトレーダーに聞く!(後編)

トップトレーダーに聞く!

以下の取材記事はトレーダー個人の経験やお考えに基づくものであり、また、お客様の収支については、「取材依頼時点」のものとなり、その内容については、当社が保証するものではありません。実際のお取引については充分内容をご理解の上ご自身の判断にてお取り組みください。

就職浪人中も続けた必死のFX取引研究から、スキャルピングで利益を上げる方法を見出したパトさん。そのとき彼の心を支えたのは「億り人」や「専業トレーダー」の存在でした。パトさんが見つけた答えとはなんだったのか。エントリーの仕方、損切りや利確の基準など、より具体的な投資手法、そして、将来の目標やFX初心者へのアドバイスなどについて伺いました。

ハンドルネーム :パト
年齢性別    :30代男性
職業      :専業トレーダー
FX取引歴    :13年(専業7年)
収支      :約1年間で250万円超(2021年1月~2022年2月取材申込時点)
トレードスタイル:スキャルピング、デイトレード
投資商品    :FXのみ
趣味      :FX、サッカー

▼目次

1.直近の高値・安値更新がエントリーポイント
2.戻りは「損切り」で「利益」は出たらすぐ
3.4通貨を2枚のモニターに分割表示
4.利確はトレンドラインと水平線を意識
5.健康寿命を延ばすことがトレーダーの高みへと導く
6.「損したら落とす、利益を得たら上げる」のマイルール
7.マイルール厳守が成否の分かれ目
8.5万円から100万円よりゼロから5万円が大変

直近の高値・安値更新がエントリーポイント

編集部
編集部:
そうした経緯があって、スキャルピングに重点をおいて、FX取引をされるようになったんですね。少しでいいので成功の秘訣を教えてもらえませんか?どのようなところに「規則性」を見つけられたのですか?

パトさん
パトさん:

スプレッドが広がるタイミングです。おそらくそれは、みんながエントリーするタイミングでもあるわけですが、直近の高値・安値を更新するときの相場の動き方に、規則性を発見したんです。ここで入ることを「落ちてくるナイフをつかむようなもの」と表現する人がいるんですが、私は「逆張りさえしなければ大丈夫」だと思っています。

戻りは「損切り」で「利益」は出たらすぐ

編集部
編集部:
「相場のトレンドに乗っかる」ということですかね?

パトさん
パトさん:

「逆張り」でも確かに取れるんですが、それだとリスクもあるんです。あと「秒スキャ」といえども、一瞬戻ったところできちんと損切りしていく。「コツコツドカン」で一気に資産が減るときって、どうしてもあるんですが、その「ドカン」をなくすことができるんです。
編集部
編集部:
こまめに損切りしていくということですね?

パトさん
パトさん:

そうですね。必ず「損切り」します。利確は別に延ばさなくていいです。
編集部
編集部:
利確ポイントはあらかじめ決めてらっしゃるんですか?

パトさん
パトさん:

いや、決めていません。それが今のトレードスタイルにつながってくるんですが、自分は「損切り」はできるんですが「利確」がうまくできないんですよ。
編集部
編集部:
そうなんですか?一般的に「損切り」がうまくできない人のほうが多いんですが、パトさんは逆なんですね?それでは「利確」のタイミングは?

パトさん
パトさん:

「秒スキャ」の場合は、もう利益が出たらすぐですね。エントリーも「今、(ローソク足が)伸びる」ってところでしか入りません。

4通貨を2枚のモニターに分割表示

編集部
編集部:
ちなみにパトさんはどのような取引環境でFX取引をされていますか?

パトさん
パトさん:

モニターは2枚で、画面の1つは4分割にして、ドル円は1、3、5、10分足。もうひとつは9分割して、ユーロ/ドル、ポンド/ドル、ポンド/円を、それぞれ1、5、10分足、裏側にドル/円などを15分、60分、4時間、日足で出しておきます。
編集部
編集部:
今、取引している通貨ペアは、その4つなんですね。

パトさん
パトさん:

「ポンドで儲かるようになったらいいな」と思って、ポンドを集中的に見ていた時期があったんです。でも、結果が出なくて、結局、ドル/円がメインになりました。専業トレーダーになるきっかけはポンドですが「秒スキャ」はやっぱりドル/円のスプレッド幅くらいでないとハードルが高いです。
編集部
編集部:
いろんな通貨ペアをモニター表示させておいて、複数通貨の中で関連性を見出しながら、分析されているんですね?

パトさん
パトさん:

そうなんですけれど、実際はドル/円だけを見ていても、ちゃんと利益は出せるんですよね(笑)。ユーロ/ドルとの連動性もありますが「絶対」はないですから。「ダウ平均で決める」とか「インデックスを見てから」とか「米国債の長期金利を見ながら」とか、ドル/円相場との連動性を強調する投資家の人たちが多いように思いますが、私は短期売買で、最初のひと伸びで10pips程度を取っちゃうことが多いので、あんまり影響がないように思いますね。
編集部
編集部:
スキャルピングだから、長期は見てもあまり意味がないということですかね?

パトさん
パトさん:

日足までは見ませんが、1時間足や4時間足は重要だと思います。これを見ないと、今の相場のボラティリティだったら、10pipsを取るのも難しいです(2022年2月20日取材)。なぜかというと、ボラがないときは、60分足で決まるんです。60分足の動くところで入らないとダメなんです。

利確はトレンドラインと水平線を意識

編集部
編集部:
テクニカルは移動平均線と一目均衡表を表示させているそうですね?

パトさん
パトさん:

はい、でもあまり使ってないですね。あくまでもローソク足で判断しています。ただ、利益確定はトレンドラインと水平線を意識します。
編集部
編集部:
エントリーポイントの判断ではなくて、利確の判断に使っているのですね?

パトさん
パトさん:

相場には意識される節目があって、多少チャートの形が汚くても、「そこまでは行く」ということがよくあります。このラインを当てることができたら、うまく相場と対話できた気になれます。相場には大きな波の中に、小さな波があります。必ずしも上位足に従う必要はありません。(利益が)取れるところで切り取るわけですから、大きな利益を狙わない場合は短期の動きだけを予測して、エントリーすることも可能です。その場合「ダマシ」にあう確率も上がるので、いつも以上に気をつける必要があります。
編集部
編集部:
確かに短期売買ではそうだと思います。

パトさん
パトさん:

「損切り」はエントリーした時点で、すでに損切りポイントが決まっているんです。一方、利確はその後のチャートの動きで変わります。もちろん変更することもあります。「利確みたいな損切り」だったり「損切りみたいな利確」だったりがあるんです。だからこそ、手がかりにしているのが「ライン」と「水平線」なんです。チャートの「波」がラインに引っかかったとき、頂点あたりにいったとき、私は利確をします。

健康寿命を延ばすことがトレーダーの高みへと導く

編集部
編集部:
過去には昼夜逆転の生活をされていた時期もあったようですが、健康管理はしていますか?

パトさん
パトさん:

20代後半に、それまでまったく稼げなかったのに、一気に何百万円も利益がでるようになって、「今のうち稼ごう」と思った時期がありました。そのときは朝方まで取引をやって、数時間だけ寝て、また起きてやるみたいな生活を続けていたら、心臓の動悸がひどくなり、緊急入院したことがあるんです。それ以来、午前2時には寝て、ランニングもするようになりました。モニター画面に張り付き、少しでも多くの利益を得るよりも、健康寿命を延ばすほうが最終的にはトレーダーとしての完成度も高まると思っています。
編集部
編集部:
トレーダーとしてご自身のメンタル面についてはどのように分析されていますか?

パトさん
パトさん:

イライラしてしまったことで、いくら失ったのかも分からないくらいです(笑)。今年に入ってからはトレンドに乗ることができず、情緒不安定になったことで、2日で100万円もの損失を発生させてしまいました。そんな時は一度トレードを止めて、冷静になる時間も必要ですね。
編集部
編集部:
お話をうかがっていると、すごく冷静に見えますが、熱くなることもあるんですね?

パトさん
パトさん:

そうなると、エントリーポイントが甘くなってしまうんです。

「損したら落とす、利益を得たら上げる」のマイルール

編集部
編集部:
日常生活と同じようにFX取引でも「マイルール」を決めていますか?

パトさん
パトさん:

まず資金管理ルールは徹底しています。これさえやっておけば、不思議なことにFX取引は取ったPipsがゼロでも、調子いいときに枚数(lot数)を多くして、調子が悪いときに枚数を下げていれば、トータルでの資金はプラスになるんですよね。「損を出しているときに(枚数を)落とし、利益が出ているときには上げる」というマイルールを定め、それに徹するだけで、利益が出ているときは資金が一気に増えていくし、下げているときはちょっとしか下げませんから、結局、資金は右肩上がりに増えることになります。

マイルール厳守が成否の分かれ目

編集部
編集部:
初心者へのアドバイスをお願いします。

パトさん
パトさん:

まずは1000通貨から始めることです。先ほど言ったルールを徹底してください。トレードは損切りラインに根拠を持つこと、そして必ず守ること。これだけでもきちんとやれば、大きな損失にはならないはずです。決めたマイルールは必ず守りましょう。私の友人で頭のいい人がいて、彼は私が1年以上かけて覚えたFX取引の知識をわずか1カ月で覚えました。行動力もすごくて多方面から情報を仕入れ、独自の研究も欠かさず、利益追求できるトレーダーの条件を備えていました。ただ、資金管理とトレードのマイルールを守れないために、トレーダーとしては大成することができませんでした。
編集部
編集部:
今後の目標はありますか?

パトさん
パトさん:

いくら稼いだら終わりということはありませんが、一流トレーダーの目安になる「資産1億円」は目指したいですね。FX取引は生涯続けたいですし、金額だけがすべてではないと思っていますが、やっぱり結果がほしいです。日々のトレードの中で、今までないくらいに自分の成長を感じています。このままなら「資産1億円」は必ず達成できると思っています。もし達成したら、また取材してくださいね(笑)。

5万円から100万円よりゼロから5万円が大変

編集部
編集部:
最後に「FX取引に興味がありますが、やったほうがいいでしょうか?やめておいたほうがいいでしょうか?」と聞かれたら、パトさんは何と答えてあげますか?

パトさん
パトさん:

資産運用は勧めますが、FX取引は「稼ぐための副業」としては向いていないように思います。理由はFX取引で利益が出せるようになるまでには、かなりの時間と勉強代がかかります。中には「そんなにうまくならなくてもいいんです。月平均5万円を稼げればいいんです」という人もいます。でも、月5万円を稼ぐ人と100万円を稼ぐ人の間には、実は差がそんなにないんですよ。むしろ、0円から5万円を稼げるようになるまでの道のりは、5万円から100万円までの道のりよりもはるかに長い。私はそう思うんです。だから「それでもいいですか?」と聞きますね(笑)。それでもチャレンジしたい!との強い意志があるのであれば、実践してみる価値はあると思います。
編集部
編集部:
今日はありがとうございました。

マネ育PickUp編集部より

パトさんのお話からは、FX取引に対して真剣に向き合い、一生懸命に取り組んでいるんだなということが、ひしひしと伝わってきます。一番印象に残ったのは、最後に話してくれた「5万円の利益を100万円にするよりも、ゼロから5万円にする道のりのほうがはるかに長い」という言葉でした。「FX取引で利益を出せるようになること」は、「新しいビジネスを起業すること」と同じなのではないでしょうか。投資であれ、企業経営であれ「初めの一歩」をしっかりと切れるかどうかが一番重要なのだとパトさんに教わった気がします。皆さんはどう受け止められたでしょうか。

【前編】

【トップトレーダーに聞く!インタビュー記事まとめ】

 
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