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ドル/円:上値余地を探る動き。強い抵抗にも注意。122.50以下で終えた場合は再び調整局面入りへ。

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ドル/円:上値余地を探る動き。強い抵抗にも注意。122.50以下で終えた場合は再び調整局面入りへ。

日足は6手連続陽線引けとなり。下値を切り上げている。3/31に付けた121.28で浅い下押し調整を済ませて再び上値トライの流れに戻しているが、個々の足が強いものではないことや、124.60-70,125.10-20,125.40-50に強い抵抗が控えており、これらの抵抗をクリアしきれない可能性にも注意する必要がある。125.50超えで終えた場合は126.50方向への一段のドル上昇へ。逆に122.50-60の抵抗を下抜けて終えた場合は、日足の形状が悪化して、調整局面入りの可能性が高くなる。この場合でも121.10-20の抵抗を下抜けて終えるか、値動きの中で120円割れを見ない限り、深い押しにも繋がり難い。日足の上値抵抗は前述の通り。下値抵抗は124.00±10銭、123.50-60,123.00-10,122.50-60にある。21日、120日、200日移動平均線は121.30,115.72,113.68に位置しており、短期トレンドは“ドル強気”の流れにある。 一方週足を見ると、前週の上ヒゲ部分に実体を置く陽線で終え、前週の陽線を補強した形となった。また、下値を急角度で切り上げる流れにも変化が認められず、トレンドは強い状態を保っている。一方で124.60-70の上値抵抗にはぶつかっており、今週は高値圏での揉み合いとなる可能性も高いと見られる。但し125.00-10の抵抗を上抜けて越週するか、日足が125.50超えで終えれば新たな上昇エネルギーを得て一段のドル上昇に繋がり易くなる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は124.60-70,125.00-10,126.50-60に、下値抵抗は122.60-70,122.00-10,121.10-20にある。可能性が低いと見るが全て下抜けて越週した場合は調整下げに留まらない可能性に注意が必要となる。31週、62週移動平均線は114.82と111.96に位置しており、中期トレンドをサポートしている。 今週の戦略は、ドル買いは124.00-10の押し目を軽く買って123.50で撤退するか、123.00-10の押し目をゆっくり待つ方針で。この場合の損切りは短期トレンドが変化する122.40で撤退。トレンドが強い状態にあるので、ドル売りは様子見か125.20に損切りを置くなら124.60-70で軽く売り向かい。 上値は、124.60-70,124.80-90,125.10-20,125.40-50に強い抵抗があるが、125.50超えで終えた場合は新たな上昇エネルギーを得て一段のドル上昇に繋がり易くなる。上値抵抗は126.10-20,126.50-60,127.00-10,127.30-40,127.70-80。下値は、124.10-20に軽い抵抗が、123.90-00,123.50-60,123.00-10に強い抵抗があり、下値余地が限られる展開が予想されるが、122.50-60の抵抗を下抜けて終えた場合は、下値リスクが点灯、121.10-20の抵抗を下抜けて終えた場合は、短期トレンドが変化して下値余地がさらに拡がり易くなる。120円割れを見た場合は急伸時に素通りした116~118円台の足元を固め直す動きへ。

ドル/円【日足】期間:2021/08/05~2022/04/08(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)

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ドル/円【週足】期間:2019/02/22~2022/04/08(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

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ユーロ/円:上下の抵抗を抜けきれない状態。136.50超えで終えれば調整下げが終了して137円超えトライへ。132円割れで終えた場合は短期トレンドが変化して一段の下落へ。

直近の日足は小陽線で終えている。上値を切り下げる流れからは上抜けておらず、下値リスクがまだ高い状態にあるが、134.30~134.50ゾーンの下値抵抗に何度も跳ね返されており、これを下抜けてこないと下値余地も拡がり難い。現状は調整下げ局面にあり、下値リスクがやや高い状態だが、136.50超えで終えた場合は、調整下げが終了した可能性が高くなり再度137円台の重要ポイントをトライする動きへ。逆に133.00-10の抵抗を下抜けて終えた場合は、新たな下落リスクが点灯、132円割れで終えた場合は130円方向への一段の下落リスクに注意が必要となる。この場合でも129円を割り込んで終えない限り、短・中期トレンドは大きく変化しない。日足の上値抵抗は135.80-90,136.40-50,137.10-20,137.50-60に、下値抵抗は134.80-90,134.30-40,133.30-40,133.00-10にある。21日、120日、200日移動平均線は133.35,130.39,130.21に位置しており、短期トレンドは“ユーロ強気”の流れを変えていない。  一方直近は実体が小さく下ヒゲのやや長い陰線引けとなった。下値トライに失敗した形となったことから、この反動で週初は上値トライの動きが先行すると見られるが、上昇エネルギーの強いものではないので、急伸にも繋がり難いと見られる。但し、136円台にしっかり乗せて越週するか、日足が136.50超えで終えれば、下値リスクが後退して再度137円台の重要な上値抵抗ポイントをトライする動きが強まり易くなる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は136.00-10,137.30-40に、下値抵抗は134.20-30,133.00-10,132.50-60にある。全て下抜けて越週した場合は新たな下落リスクに要注意。31週、62週移動平均線は130.28と130.34に位置しており、中期トレンドをサポートしている。 今週の戦略は、ユーロ買いは134.30-40で押し目買い。損切りは133.80で撤退。これが付いた場合は132.50-60で再度押し目買い。この場合の損切りは新たな下落リスクが点灯する131.90で撤退。 上値は、135.50-60に軽い抵抗が、135.80-90,136.40-50に強い抵抗があるが、136.50超えで終えた場合は、調整下げが終了した可能性が高くなり、3/28に付けた137.53を上抜けられるかどうかをトライする動きへ。上抜けて終えれば138.10-20超えトライへ。下値は、134.80-90にやや強い抵抗が出来ているが、これを下抜けた場合は再度134.30~134.50ゾーンの抵抗をトライする動きへ。全て下抜けた場合は133.90-00,133.00-10,132.60-70,132.00-10にある強い抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。132円割れで終えた場合は調整下げの範囲内から逸脱してユーロの下落余地がさらに拡がり易くなる。この場合でも129円を割り込んで終えない限り、中期トレンドは変化しない。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2021/09/21~2022/04/08(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

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