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ドル/円:“ドル強気”を維持。上値追いにも限界か。

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ドル/円:“ドル強気”を維持。上値追いにも限界か。

直近の日足は、実体が小さく下ヒゲのやや長い“タクリ足”の陰線引けとなった。下値トライに失敗した形だが、下ヒゲがやや長すぎる感があり、週初は若干下押す可能性がある。しかし、トレンドが非常に強い状態を保っていることから、深い押しにもまだ繋がり難いと見られ、今週も押し目買い方針が有効と見る。目先は122.30-40にやや強い上値抵抗が出来ているが、これを上抜けて終えるか122.50-60の抵抗をクリアした場合は、一段のドル上昇へ。逆に、週初の上値トライに失敗して120円割れを見た場合は、短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して上昇一服となる。この場合でも3/11の日足が新たな上昇トレンド形成の流れに入ってからまだ日が浅いことから、調整的な押しに留まる可能性が高く、118円割れで終えない限り、下値余地も限られたものとなり易い。一方上値は、122.30-40超えに強い抵抗が散在するが、123.50-60の抵抗を上抜けて終えた場合は、超長期的な上値抵抗ポイントである124~125円台の抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きが強まろう。このラリーでの上値余地は、浅い場合で122.50~123.50、最大で124.30~125.30と見ている。日足の上値抵抗は122.50-60、123.10-20、123.50-60、124.60-70に、下値抵抗は121.40-50、120.70-80、119.90-00、119.10-20にある。21日、120日、200日移動平均線は、117.63、114.94、113.06に位置しており、短期トレンドは“ドル強気”の流れに変わりない。 一方週足を見ると、3週連続大陽線が出ており、下値を急角度で切り上げている。3週間で7円を超える急上昇となった反動で、今週については上昇一服となる可能性があるが、115.60-70の抵抗を上抜けた3手前の大陽線が、新たな上昇トレンドの始点となっており、これを基点として考えると少なくとも今後3~4週間は上昇トレンドを維持すると見られる。119円を割り込んで越週しない限り、基本戦略はドルの押し目買い方針継続。今週の週足ベースで見た上値抵抗は123.50-60,124.60-70に、下値抵抗は121.20-30、119.90-00、119.10-20にある。31週、62週移動平均線は113.94と111.34にあり、中期トレンドをサポートしている。 今週の戦略は、ドル買いは121.40-50で押し目買い。損切りは120.80で一旦撤退としたい。売りは引き続き様子見か、125.40に損切りを置くなら124.60-70超えまで引きつけて軽く試し売り程度に。 上値は122.30-40にやや強い抵抗が出来ているが、これをクリアした場合は122.50-60、122.90-00、123.10-20、123.50-60にある抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。全て上抜けた場合でも、124.60-70超えに超長期的な上値抵抗があり、簡単には上抜けそうもない。下値は、先週末の値動きの中で121.70-80に軽い抵抗が121.40-50、121.10-20に強い絵抵抗が出来ており、下値余地がまだ限られる展開が予想されるが、121.00割れを見た場合は120.70-80,120.40-50、119.90-00にある抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。全て下抜けた場合は、短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して若干下値余地が拡がり易くなるが、119円割れの越週か、日足が118円割れで終えない限り、調整下げの範囲内となる。また、中期トレンドは114円を割り込んで越週しない限り大きく変化しない。

ドル/円【日足】期間:2021/07/22~2022/03/25(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)

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ドル/円【週足】期間:2019/02/08~2022/03/25(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

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ユーロ/円:“ユーロ強気”を維持。調整下げの可能性にも注意。

直近の日足は前日足から高寄りのスタートとなり、そのまま小反落して終えている。下値を急角度で切り上げる流れを維持して終えており、また、133.70-80の日足の下値抵抗にも跳ね返されているが、下値を急角度で切り上げて来たサポートラインの下値抵抗が、週初は134.30-40まで上がって来るので、週初の寄り付き時点ではサポートラインを若干外れた位置からスタートすることになる。週初の終値が134.00以下となった場合は、調整下げ局面入りの可能性がやや高くなるので注意したい。短期トレンドは132.30-40の抵抗を守り切れずに終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻すが、この場合でも129.00以下で終えない限り、調整下げの範囲内となる。日足の上値抵抗は134.60-70、135.50-60、137.30-40に、下値抵抗は134.00-10、133.30-40、132.30-40にある。21日、120日、200日移動平均線は129.71、130.13、130.04に位置しており、短期トレンドは“ユーロ強気”の流れにある。 一方週足は、3週連続大陽線の出現となり、下値を急角度で切り上げている。また、直近の陽線が133.00-10にあった週足の抵抗を上抜けており、新たな上昇トレンド形成の流れに入った可能性が生じている。3/7に付けた124.40の直近安値から既に10円もの急伸を見ており、一呼吸置く可能性も高いと見るが、132.50-60に週足の下値抵抗があり、これを割りこんで越週しない限り、短期トレンドは変化せず、下値余地も拡がり難い。今週の週足ベースで見た上値抵抗は、135.50-60、137.40-50に、下値抵抗は133.00-10、132.50-60、129.70-80にある。31週、62週移動平均線は129.94と130.06に位置しており、中期トレンドは“ユーロ強気”の流れにある。 今週の戦略は、ユーロ買いは132.80-90まで引きつけて。損切りは下値リスクが点灯する132.20で撤退としたい。売りは引き続き様子見か134.80に浅い損切りを置くなら134.40-50で軽く試し売り程度に。 上値は、134.40-50に軽い抵抗が、134.60-70にやや強い抵抗が出来ているが、これをクリアした場合は135.00-10、135.50-60、136.10-20、137.00-10、137.40-50、138.10-20にある抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。下値は、133.70-80、133.10-20、132.60-70、132.30-40に強い抵抗があるが、全て下抜けて終えた場合は、短期トレンドが変化して調整局面入りの可能性が高くなる。この場合でも129円割れで終えない限り、調整下げの範囲内となるので、上下動を繰り返す可能性も高く、突っ込み売りにも注意する必要がある。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2021/09/07~2022/03/25(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

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