2022年3月17日
【ドル/円】：上値トライの動き。ドルの押し目買い方針継続。
ドル/円は8手連続陽線引けとなり、下値を急角度で切り上げています。強い上値抵抗ポイントにありますが、トレンドが非常に強い状態を保っていることから、深い押しにも繋がり難いと見られます。浅い押し目を拾って流れに付いて行く方針で。 可能性がまだ低いと見ますが、117.20-30の日足の下値抵抗を割り込んで終えるか、値動きの中で117.00割れを見た場合は“ニュートラル”な状態に戻してドル上昇が一服します。この場合でも115円割れで終えない限り、短期トレンドは“ドル弱気”に変化しません。 ドル買いは118.50-60で押し目買い。下値余地を118.30近辺まで見て置く必要があります。損切りは117.90で撤退です。ドル売りは引き続き様子見です。 日足の上値抵抗は119.30-40，119.60-70，120.00-10に、下値抵抗は118.30-40，117.50-60，117.20-30にあります。
【ユーロ/円】：上値余地がさらに拡がる可能性。
ユーロ/円は高値圏で引ける陽線引けとなり、130円台にしっかり乗せて終えています。上値余地がさらに拡がる可能性が生じており、押し目買い方針で。買いは130.40-50で押し目買い。損切りは129.80で撤退です。売りは損切りが付いたので様子見です。132円台半ばに日足、週足の上値抵抗が控えており、これにぶつかる可能性にも注意が必要です。上値抵抗は131.20-30，132.00-10，132.50-60に、下値抵抗は130.30-40，129.70-80，129.30-40にあります。短期トレンドは129円割れ“ニュートラル”な状態に戻します。
【ユーロ/ドル】：上値余地を探る動き。上値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは小幅続伸となり、下値を切り上げています。強い上昇エネルギーも感じられないので、反落の可能性にも注意が必要です。買いは1.0950-60の押し目待ちとします。損切りは下値リスクが点灯する1.0890で撤退です。売りは浅い損切りが付いたので1日様子見です。1.1110-20の抵抗を上抜けて終えれば日足の形状が改善して上値余地が若干拡がり易くなりますが、1.1220-30の抵抗を上抜けて越週するまでは上値余地も拡がり難いでしょう。上値抵抗は1.1030-40，1.1080-90に、下値抵抗は1.0950-60，1.0910-20，1.0830-40にあります。1.0900割れで終えた場合は下値リスクが点灯、1.0800割れで終えた場合は新たな下落リスクが生じます。
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