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FX「ウクライナ危機・米利上げ観測でも最強通貨維持」南アランド見通し

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総括

FX「ウクライナ危機・米利上げ観測でも最強通貨維持」南アランド見通し

通貨首位、株価4位
予想レンジ 南アランド円 7.4-7.9

(ポイント) 
*最強通貨を維持、株価指数もプラス圏
*今週は貿易収支、アブサ製造業PMIやマークイトのPMIの発表あり
*財務省の財政演説があった
*1月CPIは5.7%と12月の5.9%から低下
*小売売上は4か月連続増加
*不安材料は低成長と与党ANCの支持率低下
*金、銀、白金、パラジウム価格が高い
*インフレは目標圏内に収まっている
*350ランドのコロナ助成金の1年延長
*来年は1%のVAT引き上げが予想されている
*財政は改善している
*IMF成長見通し下方修正
*中国景気指標に左右される南ア経済である

(ウクライナ危機・米利上げ観測でも強い理由と一抹の不安)
ウクライナ危機に米国利上げ観測と続き、普通なら新興国通貨が叩き売りされる材料が続くが南アランドは年初来最強通貨の地位を堅持している。南ア株価指数もプラス圏を維持している。理由を上げれば昨年末から利上げ観測による米国株や債券から新興市場に流れるとされていたが、それが続いている。またコロナ禍による供給問題とウクライナ危機で資源価格が急上昇していることだろう。もちろん、それ以前に南アの貿易・経常収支が黒字化していることも基礎にある。財政が改善しているので、ドルが上昇することでの債務増加も凌いでいる。インフレも5.7%と高いが、目標の3-6%に抑えられていることもある。
 不安は今年の成長率が2%程度と弱いこと、与党ANCの支持率が低下していることだ。

(今週の指標)
今週は1月貿易収支がある。320億ランドの黒字予想。
また2月アブサ製造業PMIやマークイトのPMIの発表がある。

(南ア財務省、債務の対GDP比予想引き下げ) 
 財務省は、公的債務の対国内総生産(GDP)比の見通しを明らかにし、ピークの時期が予想より早まり、水準は従来の予測より低くなるとの見方を示した。鉱業部門からの税収が引き続き歳入を支える一方、歳出増加が緩やかな伸びにとどまると予想されるためだ。
コモディティーによる歳入押し上げ効果は今後小さくなるが、それでも向こう3年間は歳入がかなり上乗せされるという。今年の税収は、主に鉱業部門が担う形で、昨年の予想を1820億ランド上回ると見込んだ。
ゴドンワナ財務相は議会で、見通しは改善したが、難しい調整が必要だと指摘。コロナ禍における貧困層向け支援の延長には、新たな税収か他の歳出削減が必要だと述べた。
財務省は鉱業部門からの税収が見込めるとして、今会計年度(2021年月─22年3月)財政赤字の対国内総生産(GDP)比を5.7%とし、昨年11月予測の7.8%から下方修正した。
来年度については6.0%の予想を維持したが、その後の2年間はそれぞれ4.8%、4.2%に低下すると見込んだ。
総債務の対GDP比は、11月には2025/26年度に78.1%でピークを付けると予想していたが、ピークの時期を2024/25年度に早め、比率を75.1%に修正した。

(良いシナリオ、悪いシナリオ)
南アが今後7年間に向かっている2つのシナリオがある
財務省は、2029年末までの南アカ経済の2つの予測シナリオを発表した。

良いシナリオは、財政再建が加速する経済改革によって補完されることを前提としている。
これらには、エネルギー安全保障の確保、官僚的形式主義の低減、輸送および通信インフラストラクチャの改善によるビジネスのコストの削減が含まれる。
これらの変化は、民間投資レベルと消費者需要を強化。GDPはベースライン予測を上回り、2024年までに0.7パーセントポイント高くなる。これらの利益の累積効果は長期的に複合され、潜在的な成長を高める。

悪いシナリオはより弱い世界的な成長とより持続的な世界的なインフレ。インフレ率の上昇は、金融政策の急速な引き締めにつながる。南アのリスクプレミアムと借入コストが増加し、経済全体の借入コストにつながるため、リスク回避が高まる。
これにより、地域の事業投資が減少し、消費者の購買力が低下。世界的な需要の低迷が輸出と商品価格を押し下げるため、GDPは2022年から2024年の間にベースラインを平均0.4パーセントポイント下回る。

テクニカル分析(ランド/円)

4週連続陽線の底堅さゆえの最強通貨

日足、ボリバン2σ上限から下落も下限近くから反発。2月24日-25日の上昇ラインがサポート。2月18日-23日の下降ラインが上値抵抗。5日線上向き。雲の上。
週足、4週連続陽線。雲の上に上昇。2月7日週-21日週の上昇ラインがサポート。2月14日週-21日週の下降ラインが上値抵抗。
月足、ボリバン中位から雲へ向かって反発。21年6月-10月の下降ラインが上値抵抗。12月-1月の上昇ラインがサポート。
年足、21年はかろうじて陽線。22年も陽線スタート。18年-21年の下降ラインが上値抵抗。20年-21年の上昇ラインがサポート。

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喜望峰

ワクチン接種促進に向け間隔短縮・交互接種容認

 保健省は、新型コロナウイルスワクチンを敬遠する人に接種を促し、低調な接種率を引き上げる狙いで、接種間隔の短縮化や交互接種の容認を発表した。南アの接種完了率は28%、成人に限っても42%にとどまっている。多くの他のアフリカ諸国よりははるかに高いが、政府目標は大きく下回る。当初はワクチン調達の困難が理由だったが、最近は接種忌避が大きな阻害要因になっている。
これと別に政府諮問委員会当局者は、薬事当局が承認している米メルクのコロナ経口治療薬「モルヌピラビル」について、メリットが比較的小さいことに比べコストが高いとの理由で、政府としては購入すべきではないとの提言を改めて表明した。


情報提供元:FX湘南投資グループ
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