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FX「弱含み。中国景気減速は売り材料、地方選挙も注目したい」南アランド見通し

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総括

FX「弱含み。中国景気減速は売り材料、地方選挙も注目したい」南アランド見通し

通貨9位、株価6位
予想レンジ 南アランド円 7.2-7.7

(ポイント) 
*中国GDPや製造業PMIの減速は南ア経済に打撃
*石炭価格急騰でランドが上昇、急落で下落
*年間では南ア産出の資源価格は下落している
*追加利上げ観測あり
*11月1日に地方選挙
*11月4日に中期財政報告
*9月貿易収支は縮小
*計画停電実施中
*コロナ感染者数は減少
*株価は底堅い
*IMFは2021年の成長率は引き上げたが22年は低成長とした
*9月消費者物価は5%上昇
*インフレ目標は3-4%へ明確化
*弱点は雇用と停電

(2週連続陰線、月足は長い上ヒゲと弱いのは)
 20年4月のコロナ禍から上昇してきた南アランドだが今年の6月から反落、10月は石炭価格の急騰で対円で8円近くとなったが、また反落、月足も10月は長い上ヒゲを残し売り圧力を示した。対円では年初来6.4%高。先週末の日足は下ヒゲが長かったが、昨日10月31日に発表された中国の製造業PMIが7か月連続で悪化したので中国依存度の高い南ア経済への重しとなる。 

(貿易黒字縮小と計画停電)
 9月貿易収支は222.3億ランドの黒字となったが、予想の480億ランドの黒字を下回った。輸出の1%増加に対し輸入が15.9%増加し黒字が縮小した。中国の石炭価格抑制で石炭のみならず資源価格が下落したのは南アランドを押し下げた。 計画停電が続くのは景気後退要因。国営電力会社エスコムは、老朽化した石炭火力発電所の不具合で先週毎日、計画停電を実施していた。

(上昇要因もある)
 一方 金融引き締め観測、コロナ抑制策の解除での景気回復期待などがランド上昇要因。IMFは今年の成長率を4.0%から5.0%へ上方修正したが、この回復ペースを維持する可能性は低く、2022年には成長率が2.2%に低下するとの予測を出したこともランド相場はネガティブに反応した。

(次回、金融政策決定は11月18日)
 次回金融政策決定会合では追加利上げ観測があり、現在の3.5%から3.75%へ引き上げられる見方が多い

(今週は地方選挙とPMIに注目)
今週はアブサとマークイットの製造業PMIなどの発表がある。11月1日の地方選挙は、与党・アフリカ民族会議(ANC)の支持率に注目が集まっている。また白人追放を訴える野党第2党のEFFがどれくらい票を伸ばすか。11月4日には中期財政政策報告あり。
  
(年間では資源価格は弱い)
 資源国通貨の南アだが最近は石炭価格の乱高下で南アランドも上下したが、南ア産出の資源価格は総じて弱い。南アは原油の輸入国であるが、価格は上昇している

(コロナ感染者数は減少)
10月30日では感染者数297人。ロックダウンも解除され景気回復が期待される

テクニカル分析(ランド/円)

月足、週足上ヒゲ長し。日足は下ヒゲ長い

日足、先週は4連続陰線で越週。一時雲の下へ下落。10月末は下ヒゲ長い。10月6日-29日の上昇ラインがサポート。10月28日-29日の下降ラインが上値抵抗。5日線下向き。雲中。
週足、10月4日週-25日週の上昇ラインがサポート。10月18日週-25日週の下降ラインが上値抵抗。雲の上。
月足、雲に一時突入も反落。20年8月-10月の上昇ラインがサポート。21年6月-10月の下降ラインが上値抵抗。8月-10月の下降ラインが上値抵抗。10月上ヒゲ長い。
年足、18年-20年の下降ラインを上抜く。15年-18年の下降ラインが上値抵抗。20年の下ヒゲも効いている。

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喜望峰

南アも脱石炭か

 地球温暖化対策を話し合う第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)が、英グラスゴーで開幕した。温暖化ガスの大排出国である中国やインドが排出削減に前向きな対応を示すかが最大の焦点だ。根深い先進国と途上国の対立を乗り越え、石炭の削減や途上国への資金支援で合意できるかも注目される。
 EUのフォンデアライエン欧州委員長は10月28日、米英仏独と共同で南アフリカなどの脱石炭を支援する枠組みにCOP26で署名すると発表。石炭包囲網が形成される可能性がある。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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