2021年10月29日
【ドル/円】：上値抵抗にぶつかる可能性に注意。
ドル/円は小幅続落となりました。実体ベースで113.50-60の日足の抵抗を実体ベースで守って終えていますが、直近の陰線が、9/22に付けた109.12を直近安値として下値を切り上げて来た流れから外れた位置で終えており、下値リスクがやや高い状態です。短期トレンドは強い状態を維持していますが、今後の上値余地が限られる可能性が生じています。114.70超えで終えるまでは上値余地も拡がり難く、上値抵抗にぶつかる可能性に注意が必要です。 ドル買いは1日様子見か113.00-10まで引き付けて。損切りは調整下げ局面に入る可能性が高くなる112.40で撤退です。ドル売りは114.00-10で戻り売り。損切りは浅い場合で114.40，深い場合は114.70で撤退です。 日足の上値抵抗は113.90-00，114.20-30，114.40-50に、下値抵抗は113.30-40，113.00-10，112.50-60にあります。
【ユーロ/円】：上値余地を探る動き。強い上値抵抗にも注意。
ユーロ/円は高値圏で引ける陽線引けとなり、上値余地を探る動きに繋げていますが、10/6に付けた128.33を基点として下値を切り上げて来た流れからは上抜けきれておらず、132.80超えから厚くなる上値抵抗に注意が必要です。また、日足の抵抗が132.00近辺に出来ていますが、割り込んで終えた場合は一段の下落リスクが生じます。買いは132.10-20の押し目待ちとします。損切りは131.40で撤退です。売りは132.80-90で戻り売り。吹き値があった場合の上値余地を133.20-30まで見て置く必要があります。損切りは133.50で撤退です。上値抵抗は132.80-90，133.20-30，133.50-60に、下値抵抗は132.00-10，131.60-70にあります。132円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、131円割れを見た場合は“ニュートラル”な状態に戻します。
【ユーロ/ドル】：上値抵抗に注意。1.1750超えで短期トレンドに変化。
ユーロ/ドルは高値圏で引ける陽線引けとなりました。1.1580～1.1600の足元が固まった感がありますが、トレンドの変化が認められないので買いも慎重に。買いは1.1640-50で押し目買い。損切りは1.1580に置く必要があります。売りは1日様子見か1.1710-20で戻り売り。損切りは1.1760で撤退です。上値抵抗は1.1680-90，1.1710-20，1.1750-60に、下値抵抗は1.1640-50に軽い抵抗が、1.1600-10、1.1580-90に強い抵抗が出来ています。但し、1.1600を割り込んで終えた場合は下値リスクが再び高くなります。逆に、1.1750超えで終えれば短期トレンドが変化します。
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