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FX「RBA声明に注目」注目の高金利通貨 豪ドル/円 9月1日号

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豪ドル/円(4時間足)

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※レポート内の為替レート・チャートは外為どっとコム「外貨ネクストネオ」を参照

直近1週間のポイント

・コロナワクチン承認で市場心理改善
☆FRB議長のハト派発言でリスクオン
・中国 豪州の経済指標悪化も悪材料視されず

豪ドル/円は一進一退ながらも持ち直しが継続

米食品医薬品局(FDA)がファイザー社の新型コロナワクチンを正式に承認した8月23日以降、ワクチン義務化の流れが加速するとの見方が広がるとともに市場心理が改善。
8月25日に80円台を回復した豪ドル/円は、その後も一進一退ながら持ち直しの動きが続いています。
パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が8月27日のジャクソンホール会議で早期の金融政策正常化に慎重な姿勢を示した事で、株高・ドル安の流れが強まると豪ドルは続伸。
8月30日は一時80円台を割り込むなどやや軟化したものの、31日には月末の持ち高調整の動きも手伝って80.64円前後まで上伸しました。
この日は中国8月非製造業PMIが悪化し、豪7月住宅建設許可件数も予想以上に減少しましたが、豪ドルは堅調を維持しました。

注目ポイントはRBA

7日に豪中銀(RBA)が政策金利を発表します。
政策金利は0.10%に据え置かれる事が確実視されており、焦点は声明で示される景気見通しとテーパリング(量的緩和の段階的な縮小)の方針となります。
RBAは7月声明で、新型コロナウイルスの感染拡大とそれに伴う最大都市シドニーのロックダウン(都市封鎖)について、「目先の不確実性」になるとしながらも「これまでの経験を踏まえると、いったん流行が収まり規制が緩和されると、経済はすぐに立ち直る」との見解を示しました。
同時にテーパリングについても、9月以降は国債購入額を週50億豪ドルから40億豪ドルに減額する方針を維持しました。
今回も「慎重ながらも前向きな」スタンスを維持するかが最大の見どころとなりそうです。
その他、景気減速懸念がくすぶる中国の経済状況を確認する上で、3日に発表される中国8月財新サービス業PMIの結果にも注目です。

来週までの豪ドル/円の見通し

予想レンジ
79.250~81.750円
基調
底堅い

来週までの注目ポイント

・3日 中国8月財新サービス業PMI
☆7日 RBA政策金利

「為替チャート|豪ドル/円(AUDJPY)|60分足」はこちら

「高機能チャート(テクニカル分析|豪ドル/円(AUDJPY)|60分足」はこちら 

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