2021年7月6日
【ドル/円】:押し目買い方針継続。上値抵抗にも注意。
直近の日足は小陰線で終え、小幅続落となりました。上値の重い感がありますが、下値抵抗を守っており、押しは一旦買い場と見ます。但し、111.50-60に日足、週足ベースで見た上値抵抗が控えており、これにぶつかる可能性にも注意が必要です。 110円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、109.50割れを見た場合は短期トレンドが変化して108円方向への一段のドル下落リスクが生じます。逆に111.60超えで終えた場合は、上値トライの流れが継続しますが、ドル急伸にも繋がり難いでしょう。 買いは110.60-70で押し目買い。損切りは110.00で撤退です。ドル売りは111.20-30で軽く戻り売り。損切りは111.70で撤退です。 日足の上値抵抗は111.20-30,111.50-60,111.80-90に、下値抵抗は110.50-60,110.20-30,109.60-70にあります。
【ユーロ/円】:上値余地が限られる可能性に注意。
ユーロ/円は値幅の小さい陰線引けとなりました。下げエネルギーの強いものではなく、下値抵抗も守っていますが、上値を切り下げる流れからは上抜けておらず、133.10-20の抵抗を実体ベースで上抜けて来るまでは下値リスクを残した状態です。また、130.50割れで終えた場合は再び下値リスクが点灯します。買いは131.00-10の押し目待ちとします。損切りは130.40で撤退です。売りは1日様子見です。上値抵抗は132.10-20,132.40-50,132.80-90に、下値抵抗は131.40-50,130.90-00,130.40-50にあります。
【ユーロ/ドル】:上値抵抗を上抜けきれない可能性に注意。
ユーロ/ドルは小幅続伸となりました。前日足がタクリ足の陽線引けとなり、下値トライに失敗したこと、1.1800±10ポイントは重要な下値抵抗ポイントでとして働いていることから、このレベルでの売りも慎重に。トレンドがまだ弱いので買いは様子見か1.1820-30の押し目を軽く拾って1.1780で撤退です。売りは1日様子見か1.1960-70の吹き値があれば売り狙い。損切りは1.2020で撤退です。短期トレンドは1.2050超えで終えない限り、変化しません。上値抵抗は1.1900-10,1.1960-70に、下値抵抗は1.1810-20,1.1700-10にあります。1.1700割れを見た場合は新たな下落リスクが生じます。
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