驚異の“初心者” えいた5氏「FXは『波乗り』だ！約1年で1600万円超の利益獲得」トップトレーダーに聞く！（前編）

子会社転籍にともなう会社からの一時金でFXを始めた「えいた5」さん。ファンダメンタルズ、テクニカル分析のいずれにも頼らず、ひたすら「波に乗る」感覚を武器に、FX歴わずか約1年ながら、1600万円超の利益を獲得しています。楽しみながら着実に資産形成に励む驚異の“初心者”「えいた5」さんの成功の秘訣を探ってみました。

以下の取材記事はトレーダー個人の経験やお考えに基づくものであり、また、お客様の収支については、「取材依頼時点」のものとなり、その内容については、当社が保証するものではありません。実際のお取引については充分内容をご理解の上ご自身の判断にてお取り組みください。

えいた5氏 プロフィール
年齢性別　　　　：50代男性
FX歴　　　　　　：1年半
FX収支　　　　　：約1年間で1600万円超え
トレードスタイル：デイトレード
投資商品　　　　：FX、社債、株、NISA
趣味　　　　　　：登山

▼目次

1.子会社転籍のボーナスがきっかけに
2.動画で学習、いきなり本番
3.4通貨を同時進行で売買
4.IFD注文で相場の波に乗るといった手法でいきなり200万の利益
5.損失が発生した時のトレード手法
6.150万円の損失を取り戻す

子会社転籍のボーナスがきっかけに

編集部：

FXとの出合いは？

えいた5：

約2年前に子会社に転籍したんですが、その際、退職金の半分くらいのお金が会社からもらえたんです。これが投資を始めるきっかけとなり、そのお金で利率の良い定期預金やNISA、株式投資を始めました。ただ、なかなか資金を増やすことができませんでした。さまざまな投資商品の案内がたくさん届く中で、「2週間の外貨定期」というものがありました。リスクもあまり高くなくて利率が良かったので、豪ドルでやってみたんです。10万円を預けて数千円の利益になりました。「もっと利益が出る方法があるのでは？」と思い、見つけたのがFXなんです。

編集部：

外貨定期がきっかけですか。FXの印象はどうでしたか？

えいた5：

最初は「怖いな」「とっつきにくいな」というイメージがありました。為替レートはどんどん変化します。円建ての金融商品と比べると、やっぱり抵抗がありました。2020年2月末に豪ドルを約300万円分買ってみたら、いきなりコロナの影響で10円くらい下がってしまいました。「やっぱり『外貨』は手を出しちゃいけないものだったのかな」と思ったんですが、3カ月くらい経つと徐々にレートが戻ってきました。そういう経験をしながら、徐々に不安を払拭していきました。

編集部：

外為どっとコムを利用するようになったのは？

えいた5：

最初の会社は手数料が高くて、「（スプレッドが狭ければ）もっと利益が出ていたはずだ」と思ったんですね。いろいろFX会社を調べていたときに、スプレッドが狭くて、顧客数も多い外為どっとコムにしてみようと思ったんです。

動画で学習、いきなり本番

編集部：

始める前にFXについて勉強しましたか？

えいた5：

外為どっとコムでは初心者向けの動画コンテンツが沢山ありますよね。あれがかなり勉強になりました。「指値注文」や「時間指定注文」のような売買の仕方があることも知りませんでしたので、それを知ったときは「サラリーマンでもできそうだ」と思いました。そこで約1週間みっちりと勉強して、デモトレードはほとんどせずに、いきなり本番で始めました。

編集部：

FXの書籍などを購入して勉強される等はしませんでしたか？

えいた5：

私の場合は、FXの知識取得や勉強は外為どっとコムのコンテンツだけですね。

編集部：

取引ツールは何を使ってトレードしていますか？

えいた5：

メインはリッチアプリ版でトレードしています。外出先ではスマホ版、自分のPCじゃない場合はWeb版で取引をしています。いずれのタイプもツールが使いやすいと思っています。私は仕事でプログラミングをしていた経験があったので、まったく抵抗なく取引ができていますよ。

編集部：

すごくうれしいですね。ありがとうございます。

4通貨を同時進行で売買

編集部：

取引環境は？

えいた5：

PCは小さいノートパソコン1台です。PCの画面を分割して見ています。モニターを何台も使う人がいるのは知っていますが、私はこれで十分です。ただ、そのうち茶の間の壁に、FX用のモニターを設置してもいいかなと思っています（笑）。今のままでも特に不自由は感じていません。

編集部：

取引通貨ペアは何ですか？

えいた5：

米ドル、豪ドル、ユーロ、ポンドを対円で売買しています。それぞれの通貨でレートの「浮き沈み」がありますよね。「損失が出た場合にそれぞれで補填しあう」という発想です。「分散投資」のようなものですね。

編集部：

4通貨ですか。それは初心者の発想ではないですね。

えいた5：

会社経営のための財務データを扱う部署にいたので、そういう発想になったのかもしれません。

編集部：

相場は常に見ているのですか？取引される時間帯は？

えいた5：

今はほとんどが在宅勤務ということもあって、為替相場のチャートを画面に表示させた自分のパソコンを横に置きながら、仕事をしていることが多いですね。

IFD注文で相場の波に乗るといった手法でいきなり200万の利益

編集部：

FXは資金300万円で始められたということでしたね。成績はいかがでしたか？

えいた5：

「地道」にやっているつもりでした。最初の3カ月で、実は200万円くらいの利益が出たんです。でも、それは普通のことで「特に大したことではないのだ」と自分では思っていました。

編集部：

初心者でそれだけの成績を出すのは容易なことではありませんよ。いったいどんな取引をされたんですか？

えいた5：

うーん、私の場合は、ただ、相場の波に乗るだけです。4つの通貨でそれぞれの波(レート変動)がありますよね。波(レート変動)の下のほうに新規注文を置いて、自動の決済注文を波(レート変動)のちょっと上に設定するという「IFD」注文をするだけです。売買単位「50ロット(5万通貨)」レート差「20銭」で注文を発注し、取引完結で1万円の利益を得るという作業を積み重ねていったら、3カ月で200万円になったんですね。

編集部：

初心者が50ロット(5万通貨)単位で売買するというのは、かなり勇気が必要だったのでは？

えいた5：

うーん、当初1日の利益目標を5万円にしていましたので、そういうロット数になったというだけですね。

損失が発生した時のトレード手法

編集部：

「IFD注文」がえいた５さんの取引スタイルということですか？

えいた5：

そうですね。

編集部：

確かにIFD注文なら、うまく相場の波に乗ると、コンピュータが注文を自動発注してくれますね。ただ、損失が発生した場合はご自身で損失額を確認しながら、成行注文で決済して損切りをするということですか？

えいた5：

相場が予想と逆方向に動けば、損失額は何百万円になることがあります。私は「重心を下げる」と言っていますが、今のレートよりも低いレートで購入の注文を入れて、当然、その後に上がることを期待していますが、予想外にレートが下がってしまい、ポジション上で数百万円という損失額(含損)になってしまったら、それはもう必死に損失額(含損)を戻そうとします。そのために私の場合は、ポジションの重心を下げていく手法をとります。

編集部：

たとえば１ドル＝100円でポジションを持ちました。上がることを期待して100円で買ったんだけれども、90円90銭、80銭、70銭というように、どんどんと相場が下がったときに、ポジションを買い増すという言わゆる難平(ナンピン)手法ですね？

えいた5：

そうですね。安い価格で買い増していくということです。もちろん、失敗したこともありますよ。

150万円の損失を取り戻す

編集部：

どのくらいの失敗だったんですか？

えいた5：

2020年9月に強制ロスカットで370万円の損失を出しました。220万円の利益を得た後に370万円の損失ですから、150万円を失うことになりました。その日は祝日で、相場が動いていないと思っていたんです。日本の祝日がFXには関係がないことを知りませんでした（笑）。

編集部：

150万円の損失は大きいですね。どれくらいの期間で回復されたのですか？

えいた5：

強制ロスカットで150万円を失ったのが9月です。しかし、10月末までには、ほとんど回復していました。毎日10万円以上の利益獲得を目標に、2週間くらいで取り戻せました。そのときは売買単位を100ロット(10万通貨)にUPしました。現在は200ロット(20万通貨)単位で取引しています。

編集部：

損失を回復できたことで、自信がついたというわけですね？

えいた5：

私は別に世界経済の動向に詳しいわけではありません。でも、どんな専門家でも為替動向は予言できないと思うんです。ただ、ひとつだけ言えるのは、「相場では上昇したレートはやがて下落するし、下落したレートはやがて上昇する」ということです。「損失が出ても取り戻せる」と思えるようになったのは、そのときからですね。

(後編に続く)

PickUp編集部より

FX歴わずか約１年で1600万円超という素晴らしい成績を残しているえいた5さん。FXトレードのコツを「波乗り」に例えるあたりは投資センスの高さを感じさせます。後半ではさらに詳しいトレード手法、今後の目標などを伺います。お楽しみに。

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【トップトレーダーに聞く！インタビュー記事まとめ】

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