2021年6月18日
【ドル/円】:ドルの押し目買い方針継続。上値抵抗にも注意。
ドル/円は高値圏から陰線が出ており、この足が110.80-90の日足、週足の抵抗にぶつかっています。下値リスクのやや高いものですが、下値を切り上げる流れには変化が認められないことから、下値抵抗を守って反発に転ずる可能性も高いと見ます。但し、110.80超えで終えるまでは上値余地も拡がり難いでしょう。 ドル買いは110.10-20で押し目買い。下値余地を109.80-90まで見て置く必要があります。損切りは109.50で撤退です。売りは様子見か110.60-70で軽く戻り売り。損切りは110.90で浅めに撤退です。 109.50-60の抵抗を守り切れずに終えた場合は下値リスクがやや高くなります。109円割れで終えるか値動きの中で108.50割れを見た場合は短期トレンドが変化します。 日足の上値抵抗は110.70-80,111.10-20,111.60-70に、下値抵抗は110.00-10,109.70-80にあります。
【ユーロ/円】:短期トレンドに変化。下値抵抗にも注意。
ユーロ/円は、大陰線の出現となり、この足が短期トレンドに変化を生じさせています。一方で、週足の下値抵抗が131.10-20にあり、このレベルでの売りも慎重に。131円割れで終えた場合は一段の下落リスクが生じます。下値リスクがより高いので買いは様子見か、131.00-10で軽く試し買い程度に。損切りは130.60で浅めに撤退です。損切りが付かない場合でも131.00以下で終えた場合は、買いは撤退して様子見に転じます。売りは131.50-60で軽く売って131.80で浅めに一旦撤退するか、132.10-20の戻り待ちとします。この場合の損切りは132.50で撤退です。短期トレンドは133円台を回復しない限り、変化しません。
【ユーロ/ドル】:戻り売り方針に転換。
ユーロ/ドルは2手連続大陰線が出て上値を急角度で切り下げています。1.20台を完全に割り込んでおり、短期トレンドが弱い状態にあることから、1.2100超えに値を戻すまでは下値リスクにより警戒が必要です。買いは様子見です。売りは1.1970-80で戻り売り。損切りは1.2020で撤退です。短期トレンドは1.21台を回復して終えない限り変化しません。中期トレンドはまだ強い状態にあり、調整下げに留まるなら1.1750~1.1800を割り込まない可能性が高くなります。上値抵抗は1.1940-50に軽い抵抗が、1.1980-90、1.2040-50に強い抵抗があります。下値抵抗は1.1880-90,1.1800-10,1.1750-60にあります。
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