2021年6月9日
【ドル/円】:上下の抵抗を抜けきれない可能性。
ドル/円は小陽線で続落を食い止めています。上昇余力に欠けるものですが、109.60-70の抵抗をクリア出来れば再度110円超えトライへ。逆に109円割れで終えた場合は、下値リスクがやや高くなり108円台の足元を固め直す動きへ。ドル急落にも繋がり難いと見ますが、108.50割れで終えた場合は下値リスクが点灯、108.00割れを見た場合は、新たな下げエネルギーを得て一段のドル下落に繋がり易くなります。 ドル買いは109.30-40で押し目買い。損切りは108.80で撤退です。ドル売りは110.00-10の戻り待ちとします。損切りは110.40で撤退です。 日足の上値抵抗は109.90-00,110.20-30に、下値抵抗は109.20-30,109.00-10,108.50-60にあります。
【ユーロ/円】:押し目買い方針継続。上値余地が限られる可能性も。
ユーロ/円は小陽線で終えています。上昇余力に欠けるものであり、上値余地も拡がり難いと見られますが、下値抵抗も守っており、突っ込み売りにも注意が必要でしょう。今日の買いは132.60-70の押し目待ちとします。損切りは132.20で浅めに一旦撤退です。売りは様子見か133.80-90で戻り売り。損切りは134.20で撤退です。上値抵抗は133.80-90,134.00-10,134.50-60に、下値抵抗は133.00-10,132.50-60,132.00-10にあります。短期トレンドは132円割れで“ニュートラル”な状態に戻しますが、131.50以下で越週しない限り、調整下げの範囲内となります。
【ユーロ/ドル】:上値が重い展開。押し目買い方針変わらず。
ユーロ/ドルは小反落。1.2200-10の上値抵抗にぶつかっていますが、下げエネルギーの強いものではありません。但し、1.2100割れで終えた場合は下値余地がもう一段拡がり易くなります。買いは1.2120-30の押し目待ちとします。損切りは1.2080で撤退です。売りは様子見か、1.2270に浅い損切りを置き、1.2240-50の戻りを待って軽く試し売り程度に。1.2260超えで終えれば上値余地がさらに拡がり易くなります。短期トレンドは1.2050割れで“ニュートラル”な状態に戻します。上値抵抗は1.2200-10,1.2240-50に、下値抵抗は1.2110-20,1.2050-60に強い抵抗があります。
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