2021年4月28日
【ドル/円】:上値余地が若干拡がる可能性。ドルの戻り売り方針変わらず。
ドル/円は高値圏で引ける陽線が出ており、この足が短期的なレジスタンスラインを若干上抜けた位置で終えており、日足の形状が改善しています。上値余地が若干拡がる可能性が点灯していますが、短期トレンドの変化が認められないことや、週足の形状も改善しておらず、109.00超えの抵抗を上抜け切れない可能性も高いと見ています。 一方で下値も107.80~108.10ゾーンにやや強い抵抗が出来ており、107.50割れで終えない限り、下値余地も拡がり難い状態です。日足が109.50-60の抵抗を上抜けて終えれば、短期トレンドが“ニュートラル”状態に変化、110.00超えで終えれば“ドル強気”の流れに戻します。 ドル買いは108.10-20の押し目待ちとします。下値余地を107.80近辺まで見て置く必要があります。損切りは107.60で撤退です。売りは損切りが付いたので1日様子見か108.90-00で再度売り狙い。損切りは短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻す109.60で撤退です。 日足の上値抵抗は109.00-10,109.30-40に、下値抵抗は108.20-30,107.70-80,107.00-10にあります。
【ユーロ/円】:押し目買い方針継続。
ユーロ/円は高値圏で引ける陽線引けとなり、揉み合いを上抜けて来ました。一段の上昇の可能性が生じており、浅い押し目を拾って流れに付いて行く方針で。買いは131.10-20で押し目買い。損切りは130.60で撤退です。売りは様子見に転じます。強い上値抵抗は132.10-20,133.10-20に、下値抵抗は131.00-10,130.40-50にあります。短期トレンドは129.50割れで終えない限り変化しません。また、この場合でも129円割れで越週しない限り、“ニュートラル”な状態を維持します。
【ユーロ/ドル】:押し目買い方針継続。
ユーロ/ドルは小反発。1.2050-60の下値抵抗に跳ね返されていますが、1.2100台乗せを見ておらず、上昇余力にも欠ける形です。上値抵抗にぶつかる可能性にも注意が必要です。買いは1日様子見か、1.2020-30の押し目待ちとします。損切りは1.1980で浅めに撤退です。売りは様子見か1.2120-30で戻り売り。損切りは1.2150で浅めに撤退です。上値抵抗は1.2120-30,1.2170-80に、下値抵抗は1.2020-30,1.1960-70にあります。短期トレンドは1.1900割れで“ニュートラル”な状態に戻します。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。