いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ！
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。
4月27日（火）豪ドル/円
基調
上値試し
目先の注目材料
・4/28 豪1-3月期消費者物価指数
・主要国株価、国際商品価格
84.50の壁
足元で豪ドル/円相場が持ち直しており、昨日は84.50円前後まで上昇する場面があった。84.50円は、約3年ぶり高値の85.45円前後を付けた3月18日を最後に、終値では一度も超えられていないいわくつきの水準だ。強い上値抵抗を突破して上昇に弾みを付けるためには、本日の欧米株式市場の動きと明朝に発表される豪1-3月期消費者物価指数の結果がカギとなりそうだ。
ドイツや米国の株価指数は市場最高値圏で推移しており、景気回復期待を背景に続伸できるかが焦点となる。豪1-3月期消費者物価指数については、豪中銀（RBA）のインフレ目標である2-3％にどこまで近付けるかが見どころとなるが、市場予想によれば前年比の伸び率は1.4％に留まる見通しだ。これらを経て豪ドル/円が84円台後半へと上伸できるか注目したい。
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