2021年3月31日
【ドル/円】:一段の上昇の可能性が点灯中。ドルの押し目買い方針継続。
ドル/円は110円台に実体を置く陽線引けとなりました。単体ではエネルギーの強いものではありませんが、新たな上昇トレンド入りの可能性が点灯しており、浅い押し目を拾って流れに付いて行く方針で。110円割れで終えた場合は109.60~109.20ゾーンの足元を固め直す動きが強まり易くなりますが、109円割れで終えない限り、下値余地もまだ拡がり難い状態です。短期トレンドは108円割れで終えるか、108.40以下の越週しない限り変化しません。 ドル買いは110.00-10で押し目買い。損切りは109.40で一旦撤退です。損切りが付かない場合でも110円割れで終えた場合は109.20~109.60ゾーンの足元を固め直す動きが強まり易くなるので、買いは一旦撤退して買い直しても良さそうです。売りは浅い損切りが付いたので様子見です。 日足の上値抵抗は110.50-60,111.10-20、111.70-80に、下値抵抗は110.00-10,109.60-70,109.20-30にあります。
【ユーロ/円】:上下の抵抗を抜けきれない可能性。
ユーロ/円は値幅の小さい陽線で終えています。128円台の下値抵抗を支えとして反発余地を探る動きが継続中ですが、130.50超えで終えるまでは下値リスクにより警戒が必要です。買いは128.50-60の押し目待ちとします。損切りは127.80で撤退です。売りは1日様子見か、130.30-40の吹き値があれば売り狙い。損切りは130.70で撤退です。130.50超えで終えるか131.00-10の抵抗をクリアした場合は一段の上昇に繋がり易くなります。逆に128.30以下で終えた場合は下値リスクが点灯。128円割れで越週した場合は、一段の下落に繋がり易くなります。
【ユーロ/ドル】:戻り売り方針継続。1.16台の強い下値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは続落。1.1700-10の下値抵抗を守っていますが、短期トレンドがまだ弱く、反発力にも欠ける状態です。買いは1日様子見か、1.1600-10の押し目があれば買い狙い。損切りは1.1560で撤退です。売りは1.1750-60で戻り売り。損切りは1.1810で撤退です。1.19台を回復して終えれば下値リスクがやや後退しますが、1.20台を回復して終えるまでは下値リスクを残します。1.1600-10に日足、週足ベースで見た強い下値抵抗があり、1.1550割れで終えない限り、下値余地も拡がり難いでしょう。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。