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ドル/円:“ドル強気”を維持。109円台の上値抵抗に注意。110円台で越週すれば一段のドル上昇へ。107.00割れで調整局面入り。105.50割れの越週でトレンドに変化。

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ドル/円:“ドル強気”を維持。109円台の上値抵抗に注意。110円台で越週すれば一段のドル上昇へ。107.00割れで調整局面入り。105.50割れの越週でトレンドに変化。

直近の日足は値幅の小さい寄せ線となり、上下の抵抗を攻めきれずに終えている。短・中期トレンドが強い状態にあるので、ドル売りも慎重に臨む必要があるが、2/23に付けた104.92を直近安値として急角度で下値を切り上げて来た流れからは外れた位置で推移しており、また、109.20-30の日足、週足の抵抗も上抜けきれていないことから、週初の上値トライでもこれを上抜けきれない場合はドル上昇一服となる可能性が高くなる。但し、109.90-00の抵抗を上抜けて終えた場合は一段の上昇に繋がり易くなる。逆に、可能性がまだ低いが、107円割れを見た場合は“ニュートラル”な状態に変化する。この場合でも短期トレンドは105.50割れで越週しない限り、大きく変化しない。日足の上値抵抗は109.20-30,109.50-60,109.90-00に、下値抵抗は108.60-70,108.00±10銭、107.60-70にある。21日、120日、200日移動平均線は、107.58,104.96,105.49に位置しており、短・中期トレンドは“ドル強気”の流れに入っている。 一方週足は、小陰線で終え上昇一服となった。下げエネルギーの強いものではないが、109.20-30の週足の抵抗を上抜けきれずに終えており、これを上抜けて来ないと上値余地も拡がり難い。また、108.00以下で越週した場合は、急伸時に素通りした107円台の足元を固め直す動きが強まり易くなる。この場合でも中期トレンドがまだ強い状態にあることから、ドル急落にも繋がり難く、上下動を繰り返す展開が予想される。短期トレンドは105.50割れで越週しない限り、“ドル弱気”に変化しない。また、110円台で終えた場合は新たな上昇エネルギーを得て一段のドル上昇に繋がり易くなる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は109.20-30,109.90-00,111.10-20に、下値抵抗は108.50-60,108.00-10、107.00-10にある。31週、62週移動平均線は105.10と106.49に位置しており、短・中期トレンドをサポートしている。 今週の戦略は、ドル買いは108.50-60の押し目を軽く買って108.20で浅めに一旦撤退するか、107.90-00の押し目を待つ方針で。この場合の損切りは107.40で撤退。ドル売りは109.10-20で戻り売り。109.60で一旦撤退。これが付いた場合は109.90-00まで引きつけて。この場合の損切りは一段の上昇の可能性が生ずる110.20で浅めに撤退。 上値は、109.00-10に軽い抵抗が、109.20-30に強い抵抗があるが、これをクリアした場合は109.40-50,109.60-70,109.90-00にある上値抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。110円台に乗せた場合は新たな上昇トレンド入りの可能性が点灯して上下動を繰り返しながらも111~112円トライへ。上値抵抗は110.30-40,110.80-90,111.10-20,111.50-60、111.70-80。下値は、108.60-70に軽い抵抗が、108.50-60,108.20-30,108.00±10銭、107.60-70に強い抵抗が控えており、下値余地がまだ限られる展開が予想される。可能性がまだ低いと見るが107.00-10の抵抗を下抜けて終えた場合は、短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して、106~107円台の下値抵抗の厚さを確認する動きへ。さらに105.50割れで越週した場合は、短期トレンドが変化して102~104円ゾーンの中期的な下値抵抗の強さを再度確認する動きへ。

ドル/円【日足】期間:2020/07/16~2021/03/19(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)

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ドル/円【週足】期間:2018/02/02~2021/03/19(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

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ユーロ/円:“ユーロ強気”を維持。128.50割れで“ニュートラル”に変化。127.70以下の越週で短期トレンドに変化。131円超えで終えた場合は一段の上昇へ。

日足は小幅続落となり、上値の重い感があるが、下値を切り上げる流れには変化が生じておらず、反発に転ずる可能性を残している。一方で、対ドルでは“ユーロやや弱気”の流れにあることから、ユーロ/円も急伸に繋がり難く、対ドルで1.2040-50の抵抗を上抜けて終えるまでは、下値リスクを残すことになる。対円でも、130.50-60,131.00-10に強い抵抗が控えており、これらを全て上抜けて来ないと上値余地も拡がり難い。短期トレンドは128.50割れで“ニュートラル”な状態に戻すが、127.70以下で越週するか、127円割れで終えない限り、大きく変化しない。また、131円台で終えた場合は、長期トレンドも変化して一段のユーロ上昇に繋がり易くなる。日足の上値抵抗は130.00-10,130.60-70,131.00-10に、下値抵抗は129.00-10,128.50-60,127.60-70にある。21日、120日、200日移動平均線は129.17,125.97,124.98に位置しており、短・中期トレンドともに“ユーロ強気”の流れを変えていない。 一方直近の週足は小陰線で終え、上昇一服となった。下げエネルギーの強いものではなく、また、下値を切り上げる流れを維持しており、反発に転ずる可能性も高い状態だが、一方で、130.70-80に週足ベースで見た強い上値抵抗が控えており、これを実体ベースで上抜けて越週するか、131円台に乗せて来るまでは、上値余地も拡がり難い状態にある。逆に週足の下値抵抗が127.70-80にあるが、127.70以下で越週した場合は、短期トレンドが変化して一段の下落に繋がり易くなる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は、前述の130.70-80,132.10-20に、下値抵抗は129.00-10,127.70-80にある。31週。62週移動平均線は125.72と122.90に位置しており、中期トレンドは“ユーロ強気”の流れにある。 今週の戦略は、ユーロ買いは129.10-20で押し目買い。損切りは短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻す128.40で撤退。ユーロ売りは130.30-40で戻り売り。損切りは浅い場合で130.80,深い場合は一段の上昇の可能性が点灯する131.10で撤退。 上値は129.70-80に軽い抵抗が、130.00-10,130.30-40、130.60-70、に強い抵抗があるが、これらを全てクリアして131円台に乗せた場合や、対米ドルで1.2040-50の抵抗を上抜けて終えた場合は、新たな上昇トレンド形成の可能性が高くなり132~133円方向への一段の上昇に繋がり易くなる。下値は、129.40-50に軽い抵抗が、129.00-129.20,128.50-60に強い抵抗があるが、128.50割れを見た場合は短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して、下値余地を探る動きが強まり易くなる。さらに127円割れで終えるか、週足が127.70以下で越週した場合は、“ユーロ弱気”に変化して124~125円台の中期的な下値抵抗の強さを確認する動きへ。下値抵抗は128.00-10,127.70-80,127.30-40,127.00-10,126.50-60。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2020/09/01~2021/03/19(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

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