2021年3月19日
【ドル/円】:押し目買い方針継続。109円台の上値抵抗にも注意。
ドル/円は十文字の寄せ線で終え、上下の抵抗を抜けきれずに終えています。短期トレンドが強い状態を維持しており、押し目買い方針継続としますが、下値を急角度で切り上げて来た流れからは外れた位置で推移しており、110.00超えで終えない限り、上値余地も拡がり難いでしょう。 短期トレンドは107.00割れで“ニュートラル”な状態に戻します。この場合でも105.50割れで終えない限り下値余地も限られる展開が予想されます。逆に110.00超えで終えた場合は一段のドル上昇に繋がり易くなります。 ドル買いは108.50-60で軽く買って108.20で浅めに撤退するか、107.90-00の押し目待ちとします。この場合の損切りは107.40で撤退です。ドル売りは109.20-30の戻りを軽く売って109.70で一旦撤退するか、109.90-00の吹き値があれば売り向かい。損切りは110.20で浅めに撤退です。 日足の上値抵抗は109.20-30,109.50-60,109.90-00に、下値抵抗は108.50-60,108.00±10銭、107.60-70にあります。
【ユーロ/円】:押し目買い方針継続。上値抵抗にも注意。
ユーロ/円は、東京市場で(9:00am)前日足から上寄りのスタートとなりましたが、130.50-60の抵抗を上抜けきれずに陰線引けとなりました。日足は前日の上げ幅を失っており、下値リスクがやや高い形ですが、下値を切り上げる流れを維持しており、短期トレンドは強い状態を維持しています。129.50-60,129.00-10に日足の抵抗がありますが、これを下抜けて終えた場合は下値リスクがやや高くなります。短期トレンドは128.50割れで“ニュートラル”な状態に変化、127.50割れで終えた場合は“ユーロ弱気”に変化します。買いは1日様子見か129.00-10まで引きつけて。損切りは128.40で一旦撤退です。売りは130.50-60で戻り売り。損切りは131.10で撤退です。131.00超えで終えた場合は一段の上昇に繋がり易くなります。
【ユーロ/ドル】:上値抵抗にぶつかった状態。下値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは陰線引けとなり、1.1980-90の上値抵抗にぶつかっています。下値リスクがやや高い状態ですが、1.1910-20の日足の抵抗を守って引けていることや、これを下抜けても1.1860-80ゾーンに強い下値抵抗があり、突っ込み売りにも注意が必要です。短期トレンドは1.2040-50の抵抗を上抜けて終えるまでは下値リスクにより警戒が必要です。買いは1日様子見か1.1860-70の押し目を軽く買い狙い。損切りは1.1820で撤退です。売りは1.1960-70で戻り売り、上値余地を1.1980-90まで見て置く必要があります。損切りは1.2020で浅めに撤退するか、深い場合は短期トレンドが変化する1.2060に置く必要があります。
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