いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。
3月8日(月)ユーロ/ドル
基調
上値重い
目先の注目材料
・3/8 独1月鉱工業生産
・米長期金利、主要国株価、国際商品価格
下値余地拡大も下げは拡大せず
前週末の米2月雇用統計を受けてドルが続伸する中、ユーロ/ドルは1.19ドル台を割り込んで下落。
本日も1.18900ドル前後まで続落している。
サポートと見られていた2月安値の1.19520ドル前後を明確に下抜けた事で下落余地が拡大したと考えられる。
ただし、今週は11日(木)に欧州中銀(ECB)の金融政策発表が予定されている事などから、下値では買い戻しも入りやすいと見られ、大きく下値を切り下げる動きにはなりにくいだろう。
目先の下値メドは200日移動平均線が通る1.18200ドル前後となりそうだ。
なお、1.18200-1.18300ドルには、合計2.87億ユーロ規模の本日を満期とするオプションも設定されており(米証券保管振替機関=DTCCより)、この付近では一定の防戦買いも入りそうだ。
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