と~っても忙しい人に、まんがでお届けするFX。
今回おさえておきたいネタはこれだ!
▼「ピボット」を立ち上げてみよう
▼「ピボット」の求め方
▼「ピボット」の基本を押さえよう
▼「ピボット」はなぜ逆張り向き?
▼まとめ
- ふむふむ・・・今日はアメリカのおエライ人のお話がある!
あっ、雇用統計の発表も今日でしたね・・・ - ピザちゃん、さっきから、なにをブツブツ言っているのだ?
- 今日はどんな経済指標やイベントがあるかなって、お手製のスムージーを飲みながらチェックするのがピザちゃんのモーニングルーティーン♪
- なっ、なんだかピザちゃんがキラキラして見えるのだ!
たしかに、FXトレーダーたるもの、日頃からニュースや経済指標のチェックといった情報収集は大切なのだ! - 外為どっとコムさんでは、為替相場に関するニュースとか、経済指標とかおエライ人の発言予定とか配信してくれているので、 必要な情報をしっかり押さえることができるんです・・・
いま、情報あつめに全集中なんでちょっとお静かに!
なになに、「ピボット」・・・ドル/円106.234でブレイク?
よくわからないから、飛ばそう - ちょーっと待ったなのだ!
ピボットとはたくさんあるテクニカル分析の中の1つだけど、プロの投資家とかも活用しているのだ!
YEN蔵さんがセミナーでもFXトレードで使える「ピボット活用法」について力説しているから要チェックなのだ!!
- ぷっプロも活用!?そのピボットとやらを教えてください(シャキーン)
- プロも使っていると聞いた途端に覚醒したのだ・・・
ピボットとは簡単に説明すると、前日の高値・安値・終値をつかって 今日の売買の目安となるサポートライン(下値支持)やレジスタンスライン(上値抵抗)といった重要なポイントを計算したものなのだ~ - さぽーと?れじすたんす?
重要なポイントってことは、みんなが注目しているってことだとは思いますが、この通貨ペアの数字が何を指しているかチンプンカンプンです・・・ - 実際に目で見た方がイメージしやすいと思うから、チャート上に描写してみるのだ!
では、さっそくピボットが搭載されている高機能チャートを立ち上げてみるのだ~
ピボットの開き方
- この高機能チャートは外為どっとコムのHPや外貨ネクストネオのお取引画面内からも立ち上げる事が出来るのだ~
「テクニカル」をクリックしてトレンド系の中から【ピボット】を選ぶのだ! - 7本の線が表れましたね・・・・
でも、これと似たようなテクニカルを見たことがあるような・・・
たしか、〇〇レンジャーってカッコイイ名前のやつです!! - レンジャー??
それはボリンジャーバンドのことじゃ・・・(ぜんぜん名前違うのだ)
まぁ、たしかに少し見た目は似ているのだ~
ただ、ピボットは他のテクニカルと明らかに違う点があるのだ! - もしや、百発百中あたる?
- そんなテクニカル分析はあったら嬉しいけど、存在しないのだ!
ピボットは他のテクニカル分析のように「複雑な設定で多様性」がないのだ~
例えば、ボリンジャーバンドや移動平均線を使うとなると、人によってはパラメータや10分足、60分足といった具合に確認する期間が違うでしょ? - たしかに、ピザちゃんは移動平均線を見るときには、25日や75日だったり、200日にしてみたりと設定を変えたりするんですが、その変更によって数値とか売買サインが変わります・・・
あっ、お友達のホットドックちゃんは、期間は5日とか20日をよく使うって言ってたような・・・・ - ほとんどのテクニカルは人によってパラメータ(設定値)や、見る範囲が違うから、分析結果も変わってくるものなのだ!
ただ、ピボットは計算式からもわかるように、前日の高値・安値・終値をもとに値が算出されて、パラメータといった概念がないからピボットを活用しているトレーダーはほぼ同じポイントを目安として見ているという事になるのだ! - つっ・・・つまり、敏腕トレーだーと名高い、あんな人やこんな人達とも、同じピボットのラインを見ているって事ですね!?
- まぁ、実際にはFX会社毎に為替レートが違ったりするから、結果的に数値が異なる可能性はあるけど、同じ水準を目安にしているとは言えるのだ~
- ふむふむ、そんなに重要だったとは・・・
ピボットが為替相場の見通しを立てるうえで、有効なのはなんとなくわかりましたが、肝心な活用方法をぜひ・・・R?S?
レギュラー?スモール?ミディアムはないんでしょうか? - ピザのサイズを表しているんじゃないのだ!!!
ピボットは全部で7本のラインで構成されているんだけど、それぞれこんな感じで算出されてるのだ~
ピボットの計算式
- 簡潔にイメージを伝えると、ピボットを軸にライン1は「前日と同じくらいの値動きがあればこの辺りまでかな」、ライン2は「前日よりさらに大きな値動きがあって、1の線を超えていくならこの辺りかな」という目安になるのだ!
- どれくらいまで値段が動くかなって予想を立てることができるんですね?
- その通りなのだ!
ピボットには色々な使い方があるけど、基本的には逆張り(相場の転換)トレードに使うのだ~
ピボットの基本的な見方
- シンプルでわかりやすいです・・・
でも、いちばん、端っこのピボットのライン(HBOP・LBOP)に到達した時はそれほど勢いがあるってことだから、ここは追加でポジションをガッツリ持った方がいいって事ですよね? - 価格がHBOP、LBOPに達する時は通常の予想範囲を大きく超えているという事が言えるのだ~
- つまり、想定外の動き・・・
すなわち想定以上の儲けが・・・ - そのままトレンドに乗る人だってもちろんいるとは思うけど、相場が反転する可能性だってあるのだ!
すでにポジションを持っている場合には損切りの基準にするのも選択肢の1つなのだ~
ちょっとこれを見るのだ!!
ピボットの基本的な使い方は「逆張り」
- 第1関門(S1)、第2関門(S2)突破でそのまま下げ続けるのかと思いきや、最後の関門(LBOP)で反発・・・
どうやら一番端っこのピボットのライン(HBOP・LBOP)を越えるのはなかなかの至難のようですね・・・ - そうなのだ~
ここからも解るようにピボットのラインが相場の支持線や抵抗線として機能することがあるから、基本的には逆張りで考えるのだ! - ほかにも気をつけるべきことがあれば教えてください・・・
- そうだな~ ピボットは最初に説明したように、前日の値動きから今日の値動きを予想するものだから、次の日になると完全にリセットされるのだ!
この値はあくまでその日限りのものなんだ、ということは頭に入れておいて欲しいのだ! - その日限りだと、長期的な見通しはむずかしい??
- ピボットは1日の動きを重要視していることから、比較的短期での取引をする人向けと言えると思うのだ!
あと、弱点もあって、レンジ相場の時には有効だけと、勢いのあるトレンドが発生している場面では使えないのだ~ - むふむ、どのテクニカルにも言えることですが、メリット・デメリットはありそうですね・・・
でも、細かいトレードの繰り返しで利益を狙っているピザちゃんとはどうやら相性は良さそうです・・・ - エントリーポイントを厳選することで、きっとトレードスキルの向上につながると思うのだ~
その調子で、いろいろテクニカル分析を触って検証を続けてほしいのだ~