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年初来最弱通貨へ、米寒波でメキシコ工場停止、新たな火種もあり=電力法

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総括

年初来最弱通貨へ、米寒波でメキシコ工場停止、新たな火種もあり=電力法

予想レンジ 4.8-5.3

(ポイント)
*円と最弱通貨争い
*米寒波、メキシコ北部でも工場停止となりペソ売られる
*政府の国営電力事業保護でUSMCAと国内から不満
*ボリバン上限から下落
*7か月連続貿易黒字
*銀や原油価格の上昇はペソを支える
*バイデン政権は国境の壁の建設を中止
*ワクチン接種開始
*政策金利は0.25%引き下げられ4.0%へ
*今週の指標は弱い
*2020年国内総生産(GDP)暫定値は前年比8.5%減
*2020年の海外からのメキシコ国内への送金は過去最高
*外部要因が強い(貿易、被仕向送金、原油高など)が国内は脆弱
*対米貿易依存度が頗る高い
*経常収支は3Qに史上最大黒字に

(円と最弱通貨争い)
 年初来、円と最弱通貨争いをしてきたが、先週、今週は円にも引き離された。メキシコの経済活動が米寒波の影響で停滞したからだ。米国での記録的な寒波は、メキシコでも北部を中心に影響が広がった。2600社が影響を受け、影響額は27億ドルに及ぶ。GMやVW工場では操業を停止した。メキシコ政府は、在メキシコ米国大使館に対し、天然ガスの安定的な供給を求めた。
 ペソは昨年3月のコロナ禍での対円安値の4.22円から急ピッチで上げたきた調整もある。ただボリバン下限まで落ちてきたこと、寒波も一過性であれば、堅調な銀価格や原油価格に支えられた貿易黒字で巻き戻していく可能性もある。

(新たな火種)
 電力産業法改正法案が下院を通過し上院に送付された。
メキシコ経営者連合会は、強い懸念を表明した。同改正により民間部門が発電する安価な電力の利用が制限され、結果的に電力コストが高騰することなどについて、強い遺憾の意を表明している。
 憲法が定める自由競争の原則に反するだけでなく、民間再生可能エネルギー発電事業者を不利な立場に追い込むことで、国民の環境と健康に関する権利も侵害するとしており、さらに、米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)など国際協定に違反するとの声も無視したかたちとなっているため、施行初日から訴訟の嵐を巻き起こすことになるだろうとしている。
 同法案は、電力庁(CFE)の発電所を優遇することによる、憲法が保障する自由競争の阻害、法律の遡及適用など、メキシコの法的安定性に対する信頼を失墜させると指摘する声が多い。メキシコの競争力に深刻な打撃を与えるだけでなく、メキシコへの投資を検討する企業に大きな不安を抱かせることにつながると警鐘を鳴らす。

(2020年の対内直接投資は11.7%減)
 2020年の対内直接投資は290億7,940万ドルで、前年比11.7%減となった。減少の要因は世界的な新型コロナウイルス感染症の流行にあるとし、「国連貿易開発会議(UNCTAD)の推計で、世界の対内直接投資額が前年比42%の減少と見込まれていることを考慮すれば、メキシコは他の地域よりも外国投資の獲得に成功したと言える」と結論付けた。

(今週の経済指標は弱く、インフレは上昇)
*2月中旬消費者物価は3.84%で前回の3.3%から上昇、長期金利を上昇させた。
*12月小売売上確報は前月比2.4%減、前年比5.9%減で11月のそれぞれ3.6%増、5.1%減から悪化した
*1月失業率は4.7%で12月の3.8%から悪化
*12月経済活動指数は前月比0.1%で11月の0.7%から悪化

 本日は1月貿易収支と中銀金融政策議事録公表がある。

テクニカル分析

再びボリバン下限へ下落

日足、雲の下、今週はボリバン下限から反発し一時中位まで戻るも昨日25日はボリバン下限へ下落。2月16日-25日の下降ラインが上値抵抗。2月22日-25日の上昇ラインがサポート。5日線下向き。
週足、雲中へ下落。ボリバン中位割る、20年9月28日週-21年2月22日週の上昇ラインがサポート。21年2月15日週-22日週の下降ラインが上値抵抗。
月足、雲下での推移が長い(2016年1月以来)。ボリバン中位での揉みあい。20年2月-21年1月の下降ラインが上値抵抗。20年9月-11月の上昇ラインがサポート。1,2月は上ヒゲが長い。
年足。15年-20年の下降ラインが上値抵抗。

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VAMOS MEXICO

米、カナダ・メキシコとの陸路往来制限を延長

 米政府は、カナダとメキシコとの陸路での不要不急の往来禁止措置を少なくとも3月21日まで延長すると発表した。新型コロナウイルス対策として同措置が最初に導入されてから1年となる。バイデン政権下での延長発表は今回が初めて。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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