動画配信期間:2021/2/25~
外銀ディーラーとして活躍し、現在は様々なメディアでマーケット情報を発信しているYEN蔵氏が「ピボット」を使ったFXトレード戦略を解説! 「ピボット(PIVOT)」とは、前日の高値・安値・終値の3つの値を使って売買の目安となる支持線・抵抗線を計算し、レートを予測するテクニカル分析のひとつです。 ズバリ目標値を算出するPIVOTに興味のある方や、トレードスタイルに磨きをかけたいという方にもおすすめのセミナーです。
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『ピボットすごく優れモノなんですけど意外と使っている方は少ないっていうかあんまり人気がないっていうかちょっとそれで僕は悲しいなと思って今回ピボットをやろうと思いました。世の中の相場の7割から8割はレンジなんです。』 とYEN蔵さん。
ピボットとは?
・見えない、計算しないと出てこないもの
・方向性はわからない
・レンジを予想するシステム
ピボットの使い方
・基本はデイトレで利用(15分足)
・スイングトレードでも利用可能(4時間足)
YEN蔵さんが毎週毎につけてるエクセルを見せていただきました。
『これ足し算引き算割り算で小学校の算数の領域なんで大丈夫ですよ。
外為どっとコムさんはチャートにピボット標準装備なんでそれ使っていただいた方がもっと簡単。なかなか優れモノなんでちょっと説明します。』
(動画8:33ごろから)ここからはチャートにピボットを表示した資料を元にお話ししていただきました。
ではまずドル円4時間足ですね。
MACDとRSI組み合わせてピボットを計算しているようですが、例えば上昇トレンド出ているところはMACDを見ると、ピボットがサポートラインに階段状の右肩上がりになり方向性の判断がしやすいようです。
『基本はピボットって逆張り指標なんでレンジの時に有効なんです。』とYEN蔵さん。ただトレンドが出れば順張りでも活用できると仰っていて、『上昇トレンドの時はピボットあるいはサポート1くらいまでが良い買い場になる』と具体的なポイントについてもお話していただきました。
つづいてドル円15分足です。
RSIもMACDも横のラインにになっています。ピボットがレジスタンスになり何度も止められています。『MACDが高値圏をつけて反転してそこから落ちていくところでピポットを下抜けしていく。順張りでいつもとはちがうピボットの使い方ですね。こういうときもたまにあります。』いつもとは違ったピボットの使い方を教えていただきました。
最近、上昇トレンドのポンドについてもお話しいただきました。
ポンドドル4時間足です。
上昇トレンドが始まったらRSIあるいはMACDがセミナーサポートされていることを確認をし、サポートの位置で買いに入るそうです。『ピボットかレジスタンスの1が売り場になるという使い方です。』
そしてポンドドル15分足です。
ピボットのところが買い場になるようです。
『完全に上昇トレンドは出てますけどこういう時は買いから入ってもレジスタンス一致でここだったら、たらればですけど2.3回はレンジ取れましたよね。』使い分けについてお話ししていただきました。
『次は「ピボットってレンジトレードにいいですね、逆張りですね」っていう話なので。出来るだけそれをもう少し精度を高めるためにはチャート以外で何をみたらいいかというお話をしたいと思います。』
『ユーロドルなんですけどまずは外為どっとコムさんの注文情報ですね。』
大きなオプションが出ており、ピボットで中心レンジになっているとき売りが出るので売りから入るとのこと。
『そういうところで売ってピボットでも利食うみたいなのを続ける。横横になったらピボットの基本のレンジトレンドっていうことでレンジトレードで利用するのが非常にいいかなと思います。』注文情報と合わせた使い方を教えていただきました。
気を付けた方が良いこと
『トレンドがあるかないか、レンジを広く取らないとやられちゃうんでそこは注意したほうが良いですね。ピボットっていえども裁量の部分は必要なんで。そこは僕は4時間足でトレンド出てるかどうかっていうのは気にしてます。トレンドが出てる時はそっちに沿うように。買いのトレンドが出てる時はロングにしたいわけですから、その買いトレンドの逆のコレクションの時を狙いたいわけじゃないですか。だから買いトレンドがまだ出てるなっていうときは初動のところの押し目があれば買いたいところ。』

株式会社ADVANCE代表取締役 米系のシティバンク、英系のスタンダード・チャータード銀行で、20年以上にわたり、為替ディーラーとして活躍。現在は投資情報配信を主業務とする株式会社ADVANCE代表取締役。ドル、ユーロなどメジャー通貨のみならず、アジア通貨をはじめとするエマージング通貨でのディーリングについても造詣が深い。また、海外のトレーダー、ファンド関係者との親交も深い。YouTubeなどで個人投資家に対して為替に関する情報を発信しており、人気を博している。