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ドル/円:ドルの押し目買い方針継続。上値抵抗にも注意。104.00割れで終えた場合は下値リスクが点灯、103.80割れの越週か103.50割れで終えた場合は“ドル弱気”に変化。

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ドル/円:ドルの押し目買い方針継続。上値抵抗にも注意。104.00割れで終えた場合は下値リスクが点灯、103.80割れの越週か103.50割れで終えた場合は“ドル弱気”に変化。

日足は3手連続小陰線で終え、上値を切り下げているが、個々の足が下げエネルギー強いものではないことや、1/6に付けた102.59を基点として下値を切り上げる流れを維持しており、週初の押しは一旦買い場となろう。一方上値は、先週の値動きの中で106.10-20にやや強い抵抗が出来ているが、これを上抜けて終えれば106.30~106.80ゾーンにある日足、週足の抵抗をトライする動きが強まり易くなる。この場合も107円台で越週しない限り、上値余地も拡がり難い。また、日足が104.50割れで終えた場合は日足の形状が悪化して下値余地がもう一段拡がり易くなる。104円割れで終えた場合は短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して下値リスクが点灯、103.50割れで終えた場合は“ドル弱気”に変化して一段のドル下落に繋がり易くなる。日足の上値抵抗は106.10-20,106.50-60,106.90-00に、下値抵抗は105.00-10,104.60-70,104.00-10にある。21日、120日移動平均線は104.88と104.60に位置しており、短期トレンドをサポートしているが、200日線は105.51に位置しておりこれを上抜けきれておらず下値リスクを残した状態にある。 一方週足を見ると、陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げているが、106円超えトライには一旦失敗して押し戻されている。強い上昇エネルギーも感じられないが、下値を切り上げる流れには変化が認められないことから、再度106円超えトライの動きが期待出来る。106.60-70に週足の抵抗があるが、107円超えで越週した場合は、次の上値抵抗ポイントである108.00~108.50近辺までの上値トライの可能性が点灯する。但し、長期トレンドが弱い状態にあるので、ドル急伸にも繋がり難く、吹き値は再び売り場となろう。一方下値は、104.00-10に週足ベースで見た強い抵抗があり、これを割り込む展開にはまだなり難いと見ているが、103.80以下で越週した場合や日足が103.50割れで終えた場合は、短期トレンドが変化して一段のドル下落に繋がり易くなる。今週の週足の上値抵抗は106.00-10,106.60-70,107.50-60に、下値抵抗は104.80-90,104.00-10、103.00-10にある。31週移動平均線は104.83にあり続落しても強い下値抵抗として働く可能性が高い。しかし、62週線は106.54に位置しており、続伸した場合でもこれにぶつかる可能性にも注意する必要がある。 今週の戦略は、ドル買いは105.20-30で押し目買い。損切りは104.50で一旦撤退。売りは様子見か106.10-20で戻り売り。損切りは106.40で浅めに一旦撤退。これが付いた場合は106.60-80ゾーンで戻り売り。損切りは107.10で撤退。 上値は、105.50-60に軽い抵抗が、105.70-80,106.10-20にやや強い抵抗が出来ているが、106.20超えで終えた場合は、106.50-60,106.90-00にある一段と強い抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。戻りは一旦売り場となる可能性も高いが、107円台で越週した場合は、長期的な上値抵抗のある108.00超えトライへ。下値は、105.20-30に軽い抵抗が、105.00±10銭、104.60-70に強い抵抗があるが。104.50割れで終えた場合は日足の形状が悪化して、104.00-10の足元を固め直す動きへ。可能性がまだ低いと見るが、103.80以下の越週か、日足が103.50を割り込んで終えた場合は“ドル弱気”に変化して101~102円台の下値抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きが強まろう。

ドル/円【日足】期間:2020/06/18~2021/02/19(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)

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ドル/円【週足】期間:2018/01/05~2021/02/19(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

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ユーロ/円:“ユーロ強気”を維持。129円超えで終えれば一段の上昇へ。但し、130.00~130.50に月足の上値抵抗あり。126.50割れで終えた場合は下値リスクが点灯、126円割れで終えた場合は短期トレンドが変化して一段のユーロ下落へ。

直近の日足は実体が小さく上ヒゲのやや長い陽線引けとなった。値幅が小さく上昇余力の強いものではないが、下値を切り上げる流れを維持しており、上値トライの可能性に繋げている。一方で、上値も128.80-90に強い抵抗が控えており、これをしっかり上抜けて来ないと上値余地も拡がり難い。また、これを上抜けた場合でも月足の上値抵抗が130.00~130.50にあり、131円超えで越月しない限り、下値リスクを残すことになる。また、日足の下値抵抗が126.50-60にあるが、これを割り込んで終えた場合は形状が悪化して下値リスクがやや高くなる。さらに126円割れで終えた場合は短期トレンドが変化して、ユーロの下落余地がさらに拡がり易くなる。日足の上値抵抗は128.30-40,128.80-90,129.50-60に、下値抵抗は127.40-50,127.00-10,126.50-60にある。21日移動平均線は126.86にあり、短期トレンドをサポート中。また、120日、200日線も125.14と124.03に位置しており、中期トレンドも“ユーロ強気”の流れを守っている。 一方週足を見ると、2週連続小陽線で終えており、下値を切り上げる流れを維持しているが、個々の足が強い上昇エネルギーを持ったものではないので、急伸にも繋がっていない。但し、ユーロ/ドルが1.22台を回復して引けた場合は下値リスクが後退するので、ユーロ/円も上値余地がさらに拡がり易くなる。逆に1.2000割れで終えた場合は、調整下げ余地がさらに拡がり易くなり、ユーロ/円も追随して下げる可能性が高くなる。今週の週足ベースで見た強い上値抵抗は128.80-90,130.70-80に、下値抵抗は126.40-50、126.00-10,124.00-10にある。31週、62週移動平均線は125.14と122.39に位置しており、中期トレンドをサポートしている。 今週の戦略は、ユーロ買いは127.10-20で押し目買い。損切りは126.30で一旦撤退。ユーロ売りは様子見か129.30に損切りを置くなら128.80-90まで引きつけて軽く試し売り程度に。 上値は、128.10-20、128.30-40にやや強い抵抗が出来ているが、全てクリアした場合は128.70-80、128.90-00にある、一段と強い抵抗をトライする動きへ。129円台に乗せて終えた場合は130円超えにある、週足、月足の抵抗をトライする動きが強まり易くなるが、131円台で越月しない限り、上値余地もまだ拡がり難い。下値は、127.50-60,127.10-20にやや強い抵抗が出来ており、下値余地もまだ限られる展開が予想されるが、126.50-60,126.20-30の抵抗を全て下抜けて終えた場合は、日足の形状が悪化して下値リスクが点灯、126円割れで終えた場合は短期トレンドが変化して124.00前後にある強い下値抵抗をトライする動きが強まり易くなる。この場合でも中期トレンドが強い状態にあるので調整下げに留まるなら、押しは深い場合でも122~124円ゾーンまでの押しに留まる可能性も高いと見ている。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2020/08/04~2021/02/19(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

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