米ドル・円相場:中長期下降トレンド(DPS=115円00銭域)、短期下降トレンド(DPS=112円50銭域)の中、直近のバランスの上方へのブレークアウト・ポイント105円50銭域を2月4日突破しての上値目標111円00銭域変わらず。2月5日付本稿以降引き続きPF上意味のある動きなし。
2021年、本年も皆様の「資産を殖やす」ための実戦相場予測として少しでもお役に立てればと只管願っております。
米ドル/円
2021年2月19日(金)
『相場の森 』:
98年8月の1ドル=147円域(円が変動相場制移行後最高値をつけた95年4月以降の米ドル/円の最高値)を起点とする中長期下降トレンドを形成。この中長期下降トレンドのデインジャー・ポイント・ショート(DPS) 125円域を2015年6月5日突破し、98年8月以来継続した中長期下降トレンドが壊れ、75円50銭域を起点とする中長期上昇トレンドに転換しました。デインジャーポイントは105円00銭域。
そのデインジャーポイント105円00銭域を2016年6月16日突破し、125円50銭域を起点とする中長期下降トレンドに転換しました。
デインジャー・ポイント・ショート(DPS)は115円00銭域から2016年8月16日111円50銭域に引下げ。
2016年11月23日DPS111円50銭域を突破し、中長期上昇トレンドに転換しました。DPは99円00銭域。2017年2月DPを102円00銭域に引き上げ。
2020年3月9日DP102円00銭域を突破し、中長期上昇トレンドは壊れ、中長期下降トレンド形成へ。DPSは115円00銭域となります。
『相場の木 』:
2019年8月2日短期下降トレンドの転換、DPS=112円50銭域。
バランスの下方へのブレークアウト・ポイント102円50銭域を2021年1月5日突破しての下値目標98円50銭域は1月11日三枠転換により消滅しました。
直近のバランスの上方へのブレークアウト・ポイント105円50銭域を2月4日突破しての上値目標111円00銭域は変わりません。2月5日付本稿以降引き続きPF上意味のある動きはありませんでした。
東京銀行、Citigroupを通じトレーディングや資産運用業務に従事。その実戦での対象は外国為替、国内外株式、国内外債券、短期金融商品、商品、ヘッジファンド、不動産、プライベートエクィティ等極めて広範囲に及ぶ。『ポイント&フィギュアによる実戦相場予測』を講演会やメディアを通じ広める。