2021年2月17日
【ドル/円】：ドル強気。一段の上昇へ。ドルの押し目買い方針継続。
ドル/円は4手連続陽線引けとなり、直近の日足が106円台に実体を置く陽線となったことから、上値余地が若干拡がる可能性が高くなっています。また、105.53に位置する200日移動平均線を上抜け始めており、これが短期的な下値抵抗として働く可能性が生じています。短期トレンドが強い状態にあるので浅い押し目を拾って流れに付いて行く方針で。 買いは105.70-80で押し目買い。下値余地を105.40-60まで見て置く必要があります。損切りは105.10で撤退です。一両日のドル売りは様子見とします。 可能性が低いと見ますが、日足が104.50割れで終えた場合は下値リスクがやや高くなります。104.00割れで越週するか103.50割れで終えた場合は“ドル弱気”の流れに戻します。逆に107円台で終えた場合は上値余地が1円程度拡がり易くなります。 日足の上値抵抗は106.30-40，106.80-90に、下値抵抗は105.40-50，105.00-10，104.60-70にあります。
【ユーロ/円】：押し目買い方針継続。上値抵抗にも注意。
ユーロ/円は続伸。個々の足が強いものではありませんが、127.50超えを見て新たな上昇トレンドに入った可能性が高い状態です。日足の抵抗が128.50-60にあり、これを上抜けて終えても129.50-60に週足の抵抗が控えていることから、急伸にも繋がり難いと見ています。買いは127.90-00で押し目買い。損切りは127.40で一旦撤退です。売りは様子見です。短期トレンドは126円割れの越週か、125.50割れで終えない限り、大きく変化しません。
【ユーロ/ドル】：上値抵抗を抜けきれない状態。
ユーロ/ドルは小反落。上値トライに失敗して押し戻されていますが、1.2080-90の下値抵抗を守って終えており、反発に転ずる可能性を残しています。但し、1.22台で終えるまでは下値リスクにより警戒が必要です。また、1.2080以下で終えた場合は一段の下落リスクが生じます。買いは様子見か1.2090-00で軽く押し目買い。損切りは1.2050で撤退です。損切りが付かない場合でも1.2080以下で終えた場合は、買いは撤退して様子を見た方がいいでしょう。ユーロ売りは1.2150-60で戻り売り。損切りは1.2210で撤退です。
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