いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。
2月16日(火)ユーロ/円
基調
高値警戒
目先の注目材料
・2/16 独2月ZEW景気期待指数
・主要国株価、国際商品価格
ユーロ/円128円台、季節外れの円売りで
ユーロ/円は、本日の東京市場で128.27円前後まで上昇して約2年2か月ぶりの高値を付けた。
世界的な株価の上昇などからリスク選好の円売りが活発化しており、ユーロは円安主導で押し上げられる展開となっている。
休み明けの米国株に対する続伸期待が強い事から、本日のユーロ/円はもう一段の上昇が見込めそうだ。
もっとも、ユーロは対ドルで伸び悩んでいるだけに、株高・円安の勢いが鈍れば自律的に反落しても不思議ではないだろう。
テクニカル面でも、日足ボリンジャーバンドの+2シグマ(執筆時127.88円前後)を上抜けており、足元の上昇はやや過熱気味とも言える。
ユーロ/円相場が上昇トレンドにある事は間違いないが、スピード調整にも目配りが必要な局面に入ったのかもしれない。
通常、2月半ばは日本企業のリパトリ(海外資金の本国還流)が出やすい時期とされる。
「季節外れの円売り」によるユーロ/円の上昇がどこまで進むか注目したい。
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