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【トルコリラ円】利上げ見送りが濃厚、引き締めスタンスは維持できるか

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その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。

1月21日(木)トルコリラ/円

基調
不安定

目先の注目材料
・1/21 トルコ中銀政策金利
・主要国株価、国際商品価格

利上げ見送りが濃厚、引き締めスタンスは維持できるか

本日はトルコ中銀が政策金利を発表する。
トルコ中銀は前回12月の会合で政策金利を17.00%に引き上げた上で「長期的なインフレ低下が見られるまで引き締めスタンスを維持する」と表明。
今年に入り発表されたトルコ12月消費者物価指数が前年比+14.60%と予想を上回って加速した事から、一時は追加利上げ期待が高まっていた。
しかし、15日にエルドアン大統領が「インフレ抑制に高金利は効果がなく、利下げが解決策だ」とする異端の持論を改めて示すと市場の利上げ期待は一気に萎んだ。

足元の市場では政策金利が17.00%に据え置かれるとの予想が大勢を占めている。
トルコ中銀は、総裁人事に強い権限を持つ大統領の意向には逆らえないとの見方が圧倒的に多いようだ。
仮に、市場予想通りに政策金利が据え置かれた場合、声明で「引き締めスタンス」を維持するかが焦点となろう。これすら維持できないようだと中銀の独立性に対する市場の懸念が再燃しかねない。
トルコ中銀のアーバル総裁のインフレ抑制に向けた「本気度」が問われる金融政策決定会合になりそうだ。

「為替チャート|トルコリラ/円|日足」はこちら

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