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ドル/円:ドルの上値余地を探る動き。105円台回復で“ニュートラル”に変化。103.20割れで終えた場合は下値リスクが点灯。102.50割れを見たら一段のドル下落リスクに要注意。

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ドル/円:ドルの上値余地を探る動き。105円台回復で“ニュートラル”に変化。103.20割れで終えた場合は下値リスクが点灯。102.50割れを見たら一段のドル下落リスクに要注意。

日足は3手連続陽線引けとなり下値を切り上げているが、104.20~104.60ゾーンに日足の抵抗が控えており、これらをしっかり上抜けて来ないと上値余地も拡がり難く、下値リスクがより高い状態に変わりない。一方で、昨年11/11に付けた105.68を直近高値とする短期的なレジスタンスラインから2手前の陽線が上抜けており、このサポートポイントが週初は103.50に、週末には103.30近辺に下げてくることから、これを割り込んで終えるか、102.50割れを見ない限り、短時間での下値余地もまだ限られたものとなり易く、ドル売りも慎重に臨む必要がある。短期トレンドは“ドル弱気”に変わりないが、105円台を回復した場合は“ニュートラル”な状態に変化して上値余地が若干拡がり易くなる。この場合でも105.50-60に週足の抵抗が控えていることや、中期トレンドがまだ弱いのでドル急伸にも繋がり難いと見られる。日足の上値抵抗は104.20-30、104.50-60に、下値抵抗は103.20~103.50、102.80-90、102.50-60にある。全て下抜けた場合は一段のドル下落に要注意。21日移動平均線は103.52にあり短時間での下値抵抗として働く可能性がある。しかし、120日、200日線は104.95と105.95に位置しており、これらを全て上抜けるほどの上昇にも繋がり難いと見ている。 一方週足を見ると、前週の陰線を包んで陽線で切り返している。下ヒゲがやや長く下値トライに失敗した形となったことから、この反動で週初は上値トライの動きが先行すると見られるが、104.00-10、104.80-90、105.50-60に週足ベースで見た強い抵抗が控えており、簡単には上抜けそうもない。逆に週足の下値抵抗が103.50-60、103.00-10にあるが、全て下抜けて越週した場合は上値トライに失敗した反動で、ドルの下落余地がさらに拡がり易くなる。31週、62週移動平均線は105.31と106.97に位置しており、中期トレンドは“ドル弱気”の流れに変わりない。 今週の戦略は、ドル買いは様子見か103.20-30の押し目待ち。損切りは102.70で浅めに撤退。ドル売りは104.00-10で戻り売り。損切りは浅い場合で104.70、深い場合は短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻す105.10に置く必要がある。 上値は、104.00-10に軽い抵抗が、104.20-30、104.50-60、104.80-90に強い抵抗があり、全てをクリアしきれない可能性が高いと見るが、105.00-10の抵抗をクリアした場合は短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して下値リスクが若干後退する。この場合でも週足の上値抵抗が105.50-60、106.10-20に控えていることや、中期トレンドが弱い状態にあることから、ドル急伸にも繋がり難く、戻りは再び売り場となる可能性が高い。下値は、103.60-70に軽い抵抗が、103.50-60、103.20-30、102.80-90にやや強い抵抗が出来ているが、全て下抜けて終えた場合や、102.50割れを見た場合は再び下値リスクが高くなり、一段のドル下落に繋がり易くなる。下値抵抗は101.80-90、101.50-60、101.20-30、100.90-00。これ以上の押しは一旦買い場となろう。

ドル/円【日足】期間:2020/05/07~2021/01/08(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)

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ドル/円【週足】期間:2017/11/24~2021/01/08移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

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ユーロ/円:短期トレンドは“ユーロ強気”を維持。126円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、125円割れを見た場合は“ニュートラル”に変化。124.00割れの越週で短期トレンドに変化。

直近の日足は小陰線で終え、続伸には繋げられなかったが、下げエネルギーの強いものではなく、下値を切り上げる流れにも変化が認められない。週初の下値トライに失敗して再度127.50超えの抵抗をトライする可能性も高いと見るが、126.00-10の日足の下値抵抗を割り込んで終えた場合は、日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなる。さらに値動きの中で125円割れを見た場合は短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して124円台の下値抵抗の強さを確認する動きが強まり易くなる。124円割れで越週するか、123円割れで終えた場合は短期トレンドが変化して、一段のユーロ下落に繋がり易くなる。この場合でも中期トレンドがまだ強いため、ユーロ急落にも繋がり難いと見られる。逆に127.50超えで終えた場合は一段の上昇に繋がり易くなるが、週足の上値抵抗が128.40-50に、月足の抵抗が130.00~130.50に控えており、131円台で終えない限り、下値リスクにも注意する必要がある。日足の上値抵抗は127.50-60、127.80-90、128.40-50に、下値抵抗は126.40~126.60、126.00-10、125.00-10にある。21日、120日、200日移動平均線は126.50、124.78、122.55にあり、短期トレンドをサポートしている。  一方直近の週足は、実体の小さい陽線で切り返しているが、単体では上昇エネルギーの強いものではなく、続伸に繋げた場合でも128.40-50の週足の上値抵抗にぶつかる可能性に注意する必要がある。一方で、下値を切り上げる流れを守っていることや、125.80-126.00に週足の下値抵抗が控えており、これを割り込んで来ないと下値余地も拡がり難い。短期トレンドは124円割れで越週しない限り、大きく変化しない。今週の週足ベースで見た上値抵抗は前述の128.40-50と129.10-20に、下値抵抗は125.80-126.00、124.40-50にある。全て下抜けて越週した場合は短期トレンドの変化に要注意。31週、62週移動平均線は123.97と121.77に位置しており、中期トレンドをサポート中だが、124円割れで越週した場合は下値リスクが点灯する。  今週の戦略は、ユーロ買いは126.40-50で押し目買い。損切りは125.70で一旦撤退。ユーロ売りは様子見か、128.80-90の戻りがあれば軽く売り狙い。損切りは129.30で浅めに撤退。  上値は、127.30-40に軽い抵抗が、127.80-90、128.10-20、128.50-60、128.80-90、129.10-20に強い抵抗があるが、どこまでクリア出来るかトライする動きが継続しよう。下値は、126.80-90に軽い抵抗が、126.40~126.60、126.10-20、125.80-90にやや強い抵抗があるが、126円割れで終えた場合は下値リスクがやや高くなり、125.50-60、125.00-10の抵抗をトライする動きへ。さらに値動きの中で125円割れを見た場合は短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して124.60-70、124.40、124.00-10にある一段と強い抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。124.40割れで越週した場合は下値リスクが点灯、124円割れで越週するか、123円割れで終えた場合は、短期トレンドが変化して一段のユーロ下落に繋がり易くなる。この場合は中期的な下値抵抗ポイントである120~122円台の足元の強さを確認する動きへ。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2020/06/23~2021/01/08(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

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