2020年12月16日
【ドル/円】:一段のドル下落リスクが点灯中。
ドル/円は直近の日足が陰線引けとなり、この足が103.70-80の抵抗を若干下抜けて終えており、下値リスクが点灯中です。下げエネルギーの強いものではなく、“ダマシ”となる可能性がありますが、103.50割れを見た場合は103.00~103.20ゾーンの下値抵抗の強さを確認する動きへ。さらに103.00割れを見た場合は101円方向への一段のドル下落に繋がり易くなります。 買いは様子見か103.40で浅めに撤退です。売りは104.00-10の戻りを軽く売って104.30で浅めに一旦撤退するか、104.40-50の戻り待ちとします。吹き値があった場合の上値余地を104.70-80まで見て置く必要があります。この場合の損切りは105.20で撤退です。 日足の上値抵抗は104.60-70、105.30-40に、下値抵抗は103.50-60、103.00-10、102.20-30にあります。
【ユーロ/円】:上値抵抗を抜けきれない状態。短期トレンドは強気を維持。
ユーロ/円は小陰線で終え、実体ベースで126.50-60の抵抗を上抜けきれずに終えています。一方で125.90-00の日足の抵抗も守っており、これを割り込んで終えるか125.50割れを見ない限り、下値余地も限られる展開が予想されます。買いは125.90台の押し目を軽く拾って125.50で浅めに撤退するか、125.00-10の押し目待ちとします。この場合の損切りは124.40で撤退です。これが付いた場合は“ニュートラル”な状態に戻しますが、123円割れで越週しない限り調整下げの範囲内です。売りは引き続き様子見か、126.40-50で軽く試し売り。損切りは126.80で浅めに撤退です。上値抵抗は126.50-60、127.00-10に、強い下値抵抗は125.00±10銭にあります。
【ユーロ/ドル】:上下の抵抗にぶつかる。押し目買い方針は変わらず。
ユーロ/ドルは値幅の小さい足で終えています。1.2120-30の下値抵抗に跳ね返されましたが、1.2170-80の抵抗にも届いておらず、強い上昇エネルギーも感じられません。但し、1.20台で終えた場合は一段の上昇に繋がり易くなります。買いは1.2120-30で再度軽く押し目買い。損切りは1.2080で浅めに一旦撤退です。売りは様子見です。1.2050割れを見た場合は1.2000近辺の足元を固め直す動きが強まり易くなります。1.1950割れを見た場合は“ニュートラル”な状態に戻しますが、1.1700割れで終えない限り、調整下げの範囲内です。
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