2020年12月11日
【ドル/円】:上値トライに失敗。下値抵抗にも注意。
ドル/円は値幅の小さい足で終えています。104.50-60の軽い抵抗を上抜けておらず、上値の重さが感じられますが、現状は下値抵抗を守っており、突っ込み売りにも注意が必要です。但し、103.70-80の抵抗を下抜けて終えるか、103.50割れを見た場合は一段のドル下落に繋がり易くなります。逆に105.60超えで終えた場合は日足の形状が改善して上値余地がもう一段拡がり易くなります。 ドル買いは104.10-20で軽く買い狙い。損切りは103.70か深い場合は103.40で撤退です。ドル売りは104.70-80の戻りを待って売り狙い。損切りは105.20で一旦撤退するか、深い場合は105.70に置く必要があります。 日足の上値抵抗は104.70-80、105.40-50に、下値抵抗は104.10-20、103.70-80、103.10-20にあります。
【ユーロ/円】:押し目買い方針継続。上値抵抗にも注意。
ユーロ/円は陽線引けとなり、上値トライの流れを変えていませんが126.50-60の抵抗を実体ベースで上抜けきれておらず、買いも慎重に。買いは126.00-10の押し目を待って買い狙い。損切りは125.70で浅めに一旦撤退です。売りは引き続き様子見です。上値抵抗は126.50-60、127.00-10に、強い下値抵抗は125.00±10銭にあります。短期トレンドは123円割れで越週しない限り、変化しません。
【ユーロ/ドル】:押し目買い方針継続。
ユーロ/ドルは小反発。1.2050-60の下値抵抗を攻めきれずに陽線引けとなりましたが、1.2150-60の上値抵抗にもぶつかっており、強い上昇エネルギーも感じられません。買いは1.2090-00の押し目を拾って1.2040で一旦撤退するか、1.2000-10の押し目をゆっくり待つ方針で。この場合の損切りは1.1940で撤退です。これが付いた場合は“ニュートラル”な状態に戻しますが、1.1860-70、1.1800-10に強い抵抗が控えており、押しは再び買い場となる可能性も高いと見ています。今日の売りは様子見です。
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