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GDPは予想上回る。南アランド、メキシコペソより伸びない要因は

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総括

GDPは予想上回る。南アランド、メキシコペソより伸びない要因は

(通貨最下位、株価3位) 

予想レンジ トルコリラ/円 12.8-13.8

(ポイント)
*3Q・GDPは予想を上回った
*10月貿易収支は赤字拡大も輸出入とも拡大
*国民はリラより外貨や貴金属を選好している
*ウクライナでロシアとの緊張が高まる
*今週は製造業PMIと消費者物価の発表もある
*政策金利は10.25%から15.0%へ大幅引き上げ
*大統領もインフレ抑制を重視 ただ高金利継続は否定的
*政府の2020年の経済成長率見通しは0.3%
*大統領はGDPを世界のトップ10に引き上げるとした
*経常・貿易収支以外の経済指標は強い
*11月半ばまでは通貨、株価、長期債でトリプル高が進んだ
*株価は世界で3位の強さ
*数多くの国際紛争に関わっている
*ムーディーズが格付け引き下げ
*カタールの枠増加に続きに続き中国ともスワップ協定締結

(市況)
 国内要因としては経済指標の改善と大幅利上げ、外部要因ではバイデン新大統領の誕生とワクチン開発の進展でトルコリラは12円台前半から13円台後半に上昇、ただその後は反落もボリバン中位で反転上昇。今週の3Q・GDPは予想を上回った。新型コロナウイルスのパンデミック対策として移動制限や週末のロックダウンを実施した影響で、2QのGDPは10%近く減少した。その後は鉱工業や小売り、金融、不動産の各セクターの活動が堅調で3Qのプラス成長につながると指摘されていた。トルコは最近、新型コロナ感染者を抑えるために新たな規制措置を導入。ただ春に講じた対策に比べると制限がはるかに緩く、サプライチェーンや生産チェーンの動きを妨げない。

(3Q・GDP詳細)
 3Q・GDPは前年比6.7%増と予想の4.8%を上回る伸びとなった。
前期比では15.6%増加した。市場では2020年のGDP伸び率を横ばいと予想している。予想のレンジはマイナス5%からプラス0.6%。
 3Qは予想を上回る強い伸びを示したものの、前2四半期の落ち込みは激しく、通年の成長率は辛うじてマイナス成長を免れる程度にとどまるとみられる。また、中銀が今月利上げを行ったことも景気回復の重しになる見通し。
トルコ国内で新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化している。トルコ経済回復の次の段階が更に厳しいものとなることは確実ともされている。
3Qの金融セクターの活動は41.1%の大幅上昇。情報コミュニケーションは15.0%、工業は8.0%、建設業は6.4%、それぞれ拡大した。

(国民は外貨・貴金属を好む)
 不安なのはエルドアン大統領は11月、経済改革を進める意向を表明。リラ相場は海外勢主導で値上がりしたが、一般市民が慎重な姿勢を崩していないことが浮き彫りとなった。トルコ中銀が発表した統計によると、国内居住者の外貨・貴金属保有高は今月20日時点で2281.7億ドルと、過去最高を更新した。トルコでは2018年の通貨危機以降、一般市民の間でリラに対する信認が低下。リラ以外の資産を保有する動きが広がっている。ただ直近の外貨準備高は437.1億ドルで、1週間前の403.7万ドルから増加した。

(10月貿易収支)
10月の貿易収支は23.73億ドルの赤字。前年同月の17.65億ドルの赤字から拡大した。輸出は5.6%増加、輸入は8.4%増加し、輸入の伸びが輸出の伸びを上回った。
  
(中国景気回復の恩恵が小さいトルコ) 
 南アやメキシコと異なりトルコ経済は中国経済の回復の恩恵を受けていない。トルコの貿易で中国の占める割合は輸出が0.5%、輸入が0.1%と極めて小さい。南アは輸出が10.7%、輸入が18.5%。メキシコは輸出が1.5% 輸入が18.2%である。
 トルコは資源国でなく中国と貿易構成が似ており競合する部分が多いからだろう。

(ロシアはトルコのウクライナ支援警戒)
 トルコを後ろ盾とするアゼルバイジャンが係争地ナゴルノカラバフをめぐる紛争でアルメニアに事実上勝利したことを受け、トルコが今度はロシアと対立するウクライナを支援する可能性があるとの見方を、ロシアのメディアが盛んに報じている。 親ロ派筋の話として、ナゴルノカラバフ紛争後にトルコがウクライナに軍事顧問を派遣し、ロシアが2014年に併合したウクライナ南部クリミア半島や、親ロ派支配地域の奪還作戦を研究しているとみられると伝えた。
 トルコのエルドアン大統領は、民族的に近いクリミアの先住民族タタール人を擁護する立場からロシアのクリミア併合に反対してきた。エルドアン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領はイスタンブールで会談。「クリミアの非占領地化やウクライナ東部の政府の支配回復に向けた取り組みの継続」などで一致したことも、ロシアを刺激している。

テクニカル分析(トルコリラ/円)

ボリバン中位で反発

日足、11月9日と11日の急騰後は伸び悩みボリバン上限から反落。ただ中位で反発。雲に入れるか。11月25日-30日の上昇ラインがサポート。11月19日-30日の下降ラインが上値抵抗。5日線上向き
 週足、11月9日週の大陽線の後はじり安。11月16日週-23日週の下降ラインが上値抵抗。11月2日週-9日週の上昇ラインがサポート。ボリバン下位。
月足、9月-10月の下降ラインを上抜く。7月-8月、6月-7月の下降ラインが上値抵抗。まだボリバン下限。
年足 5年連続陰線、今年は陽転して始まるも陰転。15年-18年の下降ラインが上値抵抗。

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メルハバ

イラン著名科学者殺害、使用武器はイスラエル製

 また中東に緊張が走っている。イランの国営放送は著名な軍事科学者殺害に使用された武器がイスラエル製だったと伝えた。
先週、イランの核開発で中心的役割を果たしているとされるファクリザデ氏がテヘラン近郊を車で移動中に襲撃され死亡した。最高指導者ハメネイ師や軍幹部らはイスラエルのが攻撃に関与していると主張している。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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