2020年11月25日
【ドル/円】：上値余地を探る動き。強い上値抵抗にも注意。
ドル/円は寄せ線に近い形の陰線となり、続伸に繋げられずに終えていますが、下値抵抗も攻めきれずに寄り付き水準に戻しており、再度上値をトライする可能性に繋げています。強い上値抵抗にぶつかるまでは、突っ込み売りにも注意が必要です。 106.00超えで終えれば上値余地がもう一段拡がり易くなりますが、中期トレンドが弱いのでドル急伸にも繋がり難いと見ています。逆に103.50割れを見た場合は下値リスクが点灯、103.20以下で終えるか、値動きの中で103.00割れを見た場合は、新たな下げエネルギーを得てドルの下落余地がさらに拡がり易くなります。 ドル買いは104.20台で軽く買って104円割れで一旦撤退するか、103.90-00の押し目待ちとします。この場合の損切りは103.40で撤退です。売りは104.80-90で戻り売り。損切りは105.30で一旦撤退です。 日足の上値抵抗は105.00-10、105.50-60に、下値抵抗は104.20-30、103.90-00、103.50-60にあります。
【ユーロ/円】：上値余地を探る動き。反落の可能性にも注意。
ユーロ/円は小幅続伸となりました。11/9に付けた125.13を直近高値として上値を切り下げて来た流れから若干上抜けた位置で終えており、上値トライの可能性に繋げていますが、上昇余力の強いものではないことや、週足が上値を切り下げる流れにあるので、125.00超えで終えるまでは下値リスクにより警戒が必要です。買いは様子見です。売りは124.40-50で戻り売り。損切りは125.10で撤退です。
【ユーロ/ドル】：押し目買い方針変わらず。上値抵抗を抜けきれない可能性にも注意。
ユーロ/ドルは陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げていますが、1.1890-00の抵抗を実体ベースで上抜けきれておらず、また、直近の陽線が上昇余力にも欠けるものであることから、買いも慎重に。1.1920超えで終えるか1.1960-70の抵抗をクリアした場合は、日足、週足ともに形状が改善して一段の上昇に繋がり易くなります。買いは1.1820-30の押し目待ちとします。損切りは1.1760で撤退です。売りは様子見か1.1900-10で軽く売って1.1930で浅めに撤退です。
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