2020年11月13日
【ドル/円】:下値抵抗を守った状態。104.70割れを見たら下値リスクに注意。
ドル/円は直近の日足が小陰線で終え、続落に繋げられずに終えています。下げエネルギーの強いものではありませんが、11/9の103円台から105円台までの急伸の過程で、104円台の足元の不安定さを残しており、105円台を維持できずに終えるか、104.70-80の抵抗を下抜けた場合は下値リスクがやや高くなるので注意が必要です。逆に日足の上値抵抗が105.80-90にありますが、106.00超えで終えることが出来れば、日足の形状が改善して上値余地が若干拡がり易くなります。この場合でも107円はまだ壁となりそうです。 ドル買いは104.90-00で軽く買って104.70で浅めに撤退するか、104.00~104.20の押し目待ちとします。この場合の損切りは下値リスクが点灯する103.40に置く必要があります。売りは様子見か105.30-40で軽く戻り売り。損切りは浅い場合で105.80、深い場合は106.10で撤退です。 日足の上値抵抗は105.50-60、105.80-90、106.20-30に、下値抵抗は104.90-00、104.40-50、103.60-70にあります。
【ユーロ/円】:押し目買い。123.00割れで下値リスクが点灯。
ユーロ/円は十文字の寄せ線に近い形の足で終えています。上値を切り下げていますが、下値抵抗も守っており、123円割れで終えない限り、上値トライの可能性を残します。買いは123.40-50の押し目待ちとします。損切りは下値リスクが点灯する122.90で撤退です。売りは1日様子見です。125.00超えで終えれば一段の上昇へ。逆に123円割れで終えた場合は、下値リスクが点灯、122円割れで終えた場合は“弱気”に変化します。
【ユーロ/ドル】:押し目買い方針継続。上値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは小反発。1.1750-60の下値抵抗には跳ね返されましたが、1.1810-20の軽い抵抗を上抜けきれておらず、上値抵抗を抜け切れない可能性にも注意が必要です。短期トレンドが上値トライの可能性を残しているので、押し目買い方針継続とします。買いは1.1770-80で押し目買い。損切りは浅い場合で1.1730、深い場合は短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻す1.1690に置く必要があります。売りは様子見か1.1890-00の戻り待ち。損切りは1.1930で浅めに撤退です。1.1960-70の抵抗を上抜けて終えた場合は一段の上昇へ。1.1600割れで終えた場合は短期トレンドが“弱気”に変化します。
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