2020年11月12日
【ドル/円】:下値余地が限られる展開。104.80割れを見たら下値リスクに注意。
ドル/円は小陽線が連続して上値トライの可能性に繋げていますが。強い上値抵抗ポイントを上抜けきれておらず、上値トライに失敗する可能性にも注意が必要です。一方で、105.00-10の日足の下値抵抗に跳ね返されており、これを割り込んで終えるか、104.80割れを見ない限り、下値余地もまだ拡がり難い状態です。 ドル買いは105.20-30で押し目買い。損切りを104.80に置くか、104.20以下の押し目待ちとします。この場合の損切りは下値リスクが点灯する103.40で撤退です。ドル売りは1日様子見か105.80-90で戻り売り。損切りは106.30で一旦撤退です。 短期トレンドは“ニュートラル”な状態ですが、103.50割れで終えるか103.00割れを見ない限り、“弱気”に変化しません。 日足の上値抵抗は105.90-00、106.20-30に、下値抵抗は105.20-30、104.80-90、104.00-10にあります。
【ユーロ/円】:押し目買い。123.00割れで下値リスクが点灯。
ユーロ/円は小陰線で終えています。125円台に乗せられずに値幅の小さい寄せ線で終えており、上値が重い感がありますが、一方で3手前の大陽線が123円台の足元を支えており、123円割れで終えない限り、短期トレンドも変化しません。今日の買いは123.40-50まで引き付けて。損切りは122.80で撤退です。これが付いた場合は下値リスクが点灯、122円割れで終えた場合は“ユーロ弱気”に変化します。売りは様子見か125.20に損を置くなら124.80-90まで引きつけて軽く売り向かい。
【ユーロ/ドル】:上値抵抗を抜けきれない状態。押し目買い方針継続。
ユーロ/ドルは陰線引けとなり、1.18台を維持できずに終えています。日足の形状がやや弱いものの、1.1750-60の下値抵抗を守っており、反発に繋げる可能性を残しています。買いは1.1750-60で押し目買い。損切りは1.1680で撤退です。これが付いた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。売りは1.1880-90の戻り待ちとします。損切りは1.1930で撤退です。強い上値抵抗は1.1910-20、1.1960-70に、下値抵抗は1.1750-60、1.1710-20にあります。1.1600割れで終えた場合は短期トレンドが“ユーロ弱気”に変化します。逆に1.1960-70超えで終えれば一段の上昇に繋がり易くなります。
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