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【ユーロドル】PMIは11月にさらに悪化の公算

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その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。

10月23日(金)ユーロ/ドル

基調
上値重い

目先の注目材料
・10/23 仏・独・ユーロ圏製造業/サービス業PMI・速報値
・主要国株価、国際商品価格

PMIは11月にさらに悪化の公算

ユーロ/ドル相場は今週21日に1.18805ドル前後まで上昇して約1カ月ぶりの高値を付けたがその後は伸び悩んでおり、本日の東京市場では1.17869ドル前後まで弱含む場面もあった。
スペイン、フランス、ドイツなどで新型コロナウイルスの感染者が再び増加する中で、ユーロ圏景気の先行きに対する不安がユーロの上値を抑えているようだ。
そうした中、本日発表される仏・独・ユーロ圏の10月購買担当者景気指数(PMI)・速報値に注目したい。
PMIは景気先行指標として注目度が高い指標であり、ユーロ相場も敏感に反応するケースが多い。

今回の市場予想は仏製造業が51.0(前回51.2)、仏サービス業が47.0(前回47.5)、独製造業は55.0(前回56.4)、独サービス業は49.4(前回50.6)となっており、ユーロ圏10月PMIも製造業53.0(前回53.7)、同サービス業47.0(前回48.0)と、悪化が見込まれている。
予想以上の悪化はユーロの下落に繋がる公算が大きいため注意が必要だろう。
仮に予想ほど悪化しなかった場合でも、ユーロの反発に繋がるかは不透明だ。
例えば、フランスが夜間外出禁止令を発動したのは、10月も半ばを過ぎた17日であり、次回11月分のPMI(特にサービス業)にはさらに大きな影響が出ると考えられるためだ。

投機筋のポジションが引き続きユーロロング(買い越し)に傾いている点も踏まえれば、目先のユーロ/ドル相場は上値の重い展開が見込まれ、下方向への警戒が必要となりそうだ。

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