2020年10月23日
【ドル/円】:下値抵抗を守って小幅続伸の可能性。104円割れで終えた場合はトレンドに変化。
ドル/円は小陽線で続落を食い止めています。単体では上昇余力の強いものではありませんが、週足の下値抵抗が104.40-50に、日足の抵抗が104.10-20にあり、これらを下抜けて終えない限り、下値余地も拡がり難い状態です。一方で、上値も105.50-60、105.90-00に強い抵抗が出来ておりこれらを上抜けるにも力不足と見ています。 ドル買いは104.50-60で押し目買い。下値余地を104.10-20まで見て置く必要があります。損切りは103.80で撤退です。売りは105.20-30で戻り売り。損切りは浅い場合で105.70、深い場合は106.10で撤退です。 日足の上値抵抗は105.20-30、105.50-60、105.90-00に、下値抵抗は104.40-50、104.10-20、103.60-70にあります。
【ユーロ/円】:下値抵抗を守った状態。123円割れでトレンドに変化。
ユーロ/円は小陰線で終えており、125円台乗せに失敗した流れにあります。上値が重い感がありますが、下値抵抗も守っており、123円割れを見ない限り、上値トライの可能性を残します。124.60-70にやや強い上値抵抗が出来ていますが、これをクリアして125.00超えで終えれば一段の上昇に繋がり易くなります。買いは123.60-70で押し目買い。損切りは122.90で撤退です。これが付いた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。売りは様子見か、124.60-70で戻り売り。損切りは125.20で撤退です。
【ユーロ/ドル】:下値余地が限られる可能性。押し目買い。
ユーロ/ドルは小反落。下げ余力の強いものではなく調整的な押しに留まっています。若干押す可能性があるので、買いは1.1780-90で押し目買い。損切りは1.1700で撤退です。1.1700割れで終えた場合は下値リスクがやや高くなりますが、1.1600割れで終えない限り、急落にも繋がり難いと見られます。売りは様子見です。上値抵抗は1.1860-70に軽い抵抗が、1.1920-30、1.1960-70に強い抵抗があります。強い下値抵抗は1.1780-90、1.1720-30にあります。
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