2020年10月19日
【ドル/円】:上下の抵抗を抜けきれない状態続く。
ドル/円は値幅の小さい足で終え、膠着状態から抜け出していません。上下の抵抗を抜けきれていませんが、上値トライの可能性を残しているので売りは105.80-90の戻り待ちとします。損切りは106.20で浅めに一旦撤退です。ドル買いは105.00-10で軽く買って104.80で浅めに撤退するか、104.50-60の押し目待ちとします。この場合の損切りは103.80で撤退です。 106円台に実体を戻せば上値余地が若干拡がり易くなりますが、106.50-60に日足の抵抗が、週足の抵抗が106.30-40、107.10-20に控えており、これらを一気に上抜けるにも無理があると見ています。逆に105円割れで終えた場合は104円台の足元を固め直す動きが強まり易くなりますが、104.50-60、104.10-20に日足の抵抗が、104.40-50に週足の抵抗があり、これらが下支えする可能性があります。但し、104円割れを見た場合は新たな下げトレンド入りの可能性が高くなり、一段のドル下落に繋がり易くなります。 日足の上値抵抗は105.80-90、106.10-20、106.50-60に、下値抵抗は105.00-10、104.50-60、104.10-20にあります。
【ユーロ/円】:下値抵抗を守った状態。123円割れで下値リスクが点灯。
ユーロ/円は実体の小さい陽線引けとなり続落を食い止めていますが、9/1に付けた127.08を直近高値として上値を切り下げており、この日足の上値抵抗が124.70-80に位置していることからこれをクリアして125.00超えで終えるまでは、上値余地も拡がり難い状態です。一方で、123.00-10、122.40-50に強い抵抗があり、これらを下抜けて終えるか、122.00割れを見ない限り、急落にも繋がり難いと見られます。買いは123.00-10で押し目買い。損切りは下値リスクが点灯する122.80で浅めに一旦撤退です。売りは124.40-50の戻り待ち。損切りは125.20で撤退です。
【ユーロ/ドル】:上値の重い展開続く。
ユーロ/ドルは小反発。単体では上昇余力に欠けるものですが、1.1700-10の日足の抵抗を守っており、売りも慎重に。下値リスクがより高いので買いは様子見か1.1620-30の押し目があれば軽く試し買い程度に。損切りは1.1580で浅めに撤退です。売りは1.1780-90で戻り売り。損切りは1.1830で一旦撤退です。1.1810-20の抵抗を実体ベースで上抜けるか、1.1850-60の抵抗をクリアすれば短期トレンドが変化して上値トライの動きが強まり易くなります。
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